山縣大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 現代語訳 その十三
たとひ先(せん)世(せい)桀紂(けつちゆう)の如(ごと)き者ありて、猶(な)を能(よ)くその國(くに)を亡(ほろ)ぼさずして、その子その孫、相(あい)嗣(つ…
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たとひ先(せん)世(せい)桀紂(けつちゆう)の如(ごと)き者ありて、猶(な)を能(よ)くその國(くに)を亡(ほろ)ぼさずして、その子その孫、相(あい)嗣(つ…
大體第四【この篇、今日の急務は、小人を退け賢良を用い、賄賂買官の悪風を禁絶し、故事慣例を一(いっ)洗(せん)(きれいに洗い流すこと・禊(みそぎ)祓(はら)い)…
我そのかくの如(ごと)きを見て、夏(か)畦(けい)も愧(は)づるに足らざるなり。ああ足利氏の天下に於けるや、末世已(まつせすで)に斷(だん)髪(ぱつ)の俗あり…
故(ゆえ)に衣(い)冠(かん)はただにその寒(かん)を拒(しの)ぐのみに非(あら)ず、裸(ら)且(か)つ跣(せん)にして禽(きん)獣(じゆう)と別なきを恥づ…
人文第三【この篇、上は高級官僚から下は一般国民にいたるまで正しい文物・制度・礼儀・風俗等が全く乱れてしまったことを嘆いた。(注)】 柳(りゆう)子(し)いはく…
事に臨(のぞ)む者、首(しゆ)鼠(そ)してその進退を決すること能(あた)はず。茫(ぼう)乎(こ)として中(ちゆう)野(や)にあるが如(ごと)く、洋(よう)乎…
得一第二【前篇にひきつづき名分の乱れを正し、君臣二なく(臣下にとって君主は一人であり二人の君主に仕える事はあり得ない)天下の大権は一に帰すべきであるを説いた。…
凡(およ)そかくの如(ごと)きの類(たぐい)、俗を成し風(ふう)を成す。固(もと)より一(いつ)朝(ちよう)一(いつ)夕(せき)の故(ゆえ)に非(あら)ざる…
この時に當(あた)りて、一(いち)二(に)或(あるい)はその民(たみ)を憂(うれ)ふる者、またただ戰(せん)國(ごく)の弊(へい)を承(う)け、苟且(かりそ…
これよりその後、昭(しょう)宣(せん)忠(ちゅう)仁(じん)の諸(しよ)公(こう)、武を聰(そう)王(おう)の制に繼(つ)ぎ、事に大(たい)賓(ほう)の令に…