山縣大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 現代語訳 その二三
勧士第八【この篇、俳優の類(たぐい)が寵(ちよう)用(よう)せられて士気おとろえたのを論じ、かくれた人材を挙げ用い才能を伸ばさせるようにしなければならないと説…
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勧士第八【この篇、俳優の類(たぐい)が寵(ちよう)用(よう)せられて士気おとろえたのを論じ、かくれた人材を挙げ用い才能を伸ばさせるようにしなければならないと説…
則(すなわ)ち陋(ろう)劣(れつ)庸(よう)惡(あく)、亡(ぼう)命(めい)無(ぶ)頼(らい)の徒(と)、その間(かん)に濫(らん)吹(すい)し、而(しか)…
然(しか)りといへども僻(へん)邑(ゆう)寒(かん)郷(きよう)の俗(ぞく)の如(ごと)き、猶(なお)或(あるい)は古(こ)質(しつ)の風(ふう)を存(そん)…
編民第七【古の五人組制度を復活し戸籍を明瞭にさせて、人民の逃亡を防ぎ盗賊無頼の徒をなくすことを論じた。(注)】 柳(りゆう)子(し)いはく、古(いにし)へ民(…
且つその吏たる者は、不(ふ)學(がく)無(む)術(じゆつ)、ただ銭(せん)貨(か)の貴(たつと)ぶべきを知りて、利を見て義を廢(はい)す。則(すなわ)ち商(…
且(か)つ大(だい)商(しよう)の富(とみ)に於(お)けるや、居(きよ)貨(か)萬(まん)もて計(はか)り、奴(ぬ)婢(ひ)十(じゆう)もて數(かぞ)ふ。家…
天民第六【この篇、農民の窮乏と武士(支配階級)の堕落と、富商の奢(しゃ)侈(し)僭(せん)越(えつ)とを論じて、富商の権を抑え生産をつかさどる農工業をこそ振興…
もしそれをして駿(しゆん)に騎(の)り良(りよう)を執(と)り、折衝(せつしよう)の事(こと)に任(にん)ぜしめんか、則(すなわ)ち股(また)はすでに鞍(くら…
身を殺して仁を成すは、君子の辭(じ)せざる所なり。今それ文の照照(しようしよう)たる者は、禮樂(れいがく)より大なるはなし。しかるに輓(ばん)近(きん)鄙(…
文武第五【文武は並び行われなくてはならないのに、政権が武門に移ってからは武だけが尚ばれ、文教はないがしろにされてしまった。しかも時代を経るに従い、その武も名だ…