山縣大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 現代語訳 その三四
故(ゆえ)に士(し)庶(しよ)人(じん)の贄(し)、或(あるい)は一家の產(さん)を破り、卿(けい)大(たい)夫(ふ)の贈(おくりもの)、率(おおむ)ね一(…
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故(ゆえ)に士(し)庶(しよ)人(じん)の贄(し)、或(あるい)は一家の產(さん)を破り、卿(けい)大(たい)夫(ふ)の贈(おくりもの)、率(おおむ)ね一(…
且(か)つその農を治むる者、豈(あ)に田は必ず百(ひやく)畝(せ)、税は必ず什(じゆう)の一にして、而(しか)して後(あと)に薄(はく)とせんや。叔(しゆく…
故(ゆえ)に士の秩(ちつ)祿(ろく)ある者も、身を終(お)ふるまでその美を服すること能(あた)はず。而(しか)して累(るい)世(せい)その精を用(もち)ふる…
通貨第十一【この篇、農民の税を軽くして農事を勧(すす)め、富(ふ)商(しよう)が金にあかせてぜいたくな生活をしているのを厳禁し、官を売買したり賄(わい)賂(ろ…
この故(ゆえ)に都(と)下(か)の衣食を給する、日に鉅(きよ)萬(まん)を盡(つ)くし、金を餐(くら)い玉を薪(まき)にして、猶(なお)且(か)つ以(もつ)…
利を見て進み、害を見て退くは、衆人の情なり。即(すなわ)ち今の俗(ぞく)吏(り)、何を以(もつ)てか能(よ)く禁ぜん。且(か)つや大(たい)邑(ゆう)通(つ…
守業第十【この篇、国民はみなその土に安んじ世業を楽しむというのでなければならない。しかるに世を挙げて生産にかんけいのない虚業を営み、農民までが田畑をすてて都市…
仲(ちゆう)尼(じ)の言(げん)にいはく、これを道(みちび)くに德を以(もつ)てし、これを斉(せい)しうするに禮(れい)を以(もつ)てすれば、恥ありて且(か…
安民第九【この篇、当時幕(ばく)藩(はん)は農民にひどい税をかけたから農民は飢え死にしたり、故郷をすてて都市にのがれた。また重い刑罰を用いて農民を土地から放(…
叔(しゆく)世(せい)は則(すなわ)ち然(しか)らず。凡(およ)そ一才一藝(いちさいいちげい)に名ある者、幸(さいわ)ひにして一たび擢(たく)拔(ばつ)を蒙…