抜粋「現代語訳(超意訳) 呑象高島嘉右衛門著 増補 高島易斷 上下巻 占例篇」 雷風恒
三二 雷風恒 ・・| ||・ 恆、亨。无咎。利貞。利有攸往。□恒(こう)は亨(とお)る。咎无し。貞しきに利し。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。 恒は夫婦の道…
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三二 雷風恒 ・・| ||・ 恆、亨。无咎。利貞。利有攸往。□恒(こう)は亨(とお)る。咎无し。貞しきに利し。往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。 恒は夫婦の道…
三一 沢山咸 ・|| |・・ 咸、亨。利貞。取女吉。□咸(かん)は亨(とお)る。貞(ただ)しきに利(よろ)し。女(じよ)を取(めと)れば吉。 咸は相感応する時…
三十 離為火 |・| |・| 離、利貞。亨。畜牝牛吉。□離は貞(ただ)しきに利し。亨(とお)る。牝(ひん)牛(ぎゆう)を畜(やしな)えば吉。 離は正しきに麗(…
二九 坎為水 ・|・ ・|・ 習坎、有孚。維心亨。行有尚。□習(しゆう)坎(かん)は孚(まこと)有り。維(こ)れ心亨(とお)る。行(ゆ)きて尚(たつと)ばるる…
則(すなわ)ち闇(やみ)者(しや)は益(ます)〃(ます)闇(やみ)に、愚(ぐ)者(しや)は益(ます)〃(ます)愚(ぐ)にして、亡(ほろ)びんこと旦(たん)夕…
富強第十三【この篇、為政者たる者は国民をしてまず生活の安定を得させなくてはならない。そうしたならば兵はおのずから強くなる。しかるに今や国民の窮乏は甚だしく、民…
さきに湯(とう)武(ぶ)をして志(こころざし)いたづらにその害を除くにあり、而(しか)してその利を興(おこ)すに心なからしめんか。これまた争(そう)奪(だつ…
これ皆(みな)以(もつ)てその富(ふう)貴(き)を求め、その福(ふく)祿(ろく)を干(もと)め、その心(しん)志(し)を安(やす)んじ、その耳(じ)目(もく…
利害第十二【この篇、政治の要は国民のために利を興し害を除くにある。利を興すには文教を盛んにする必要があり、害を除くには刑罰が大切である。しかし鎌倉以降は刑罰だ…
五(ご)者(しや)は皆天下のことを害し、而(しか)して財これが爲(ため)に通ぜず、貨これが爲(ため)に足らず、豈(あ)に禁ぜざるべけんや。切に望むらくは、公…