時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）63
六十二．適度に抑制して謙遜する時 人間は大概「小人（普通の人、平凡な人）」である。本書は難解と言われる易経を、基礎知識がなくても理解できるように六十四の物語…
白倉信司
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）62
六十一．真心で不可能を可能にする時 孟子の言葉を拡大解釈すれば「真心さえあれば不可能なことは何一つない」となる。人や組織にとって真心こそ力の源泉なのである。…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）61
六十．程よい節度を守る時 程よい節度は「その時に適切に対処すること」「不足することなく、やり過ぎることなく最も適切な対応を行うこと」。人も組織も程よい節度を…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）60
五十九．砕け散ってまとまる時 順調に推移してきた組織（小は家庭から大は国家まで）が突風で吹き飛ばされてバラバラになった。このまま放置してはならない。一つにま…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）59
五十八．調和し悦び笑い合う時 組織（小は家庭から大は国家まで）調和すればみんな悦び笑い合うことができる。悦び過ぎると乱れが生じて調和が崩れる。相手の悦びを自…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）58
五十七．大人（立派な人）に順う時 時の物語は「一．がんばる時」と「二．素直に順う時」で始まった。「がんばる時」は自分が主役として動く時の心構えで、「素直に順…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）57
五十六．アウェイに赴く時 アウェイとは一般的にスポーツで敵地を指すが、ここでは「旅先」「長期出張」「出向先」「居心地が悪い場所」「場違いな空間」などを表す。…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）56
五十五．名君が暗君に堕落する時 名君（立派なリーダー）によって盛運の中で繁栄していた組織が衰運の真っ只中に陥る時、それが「名君が暗君に堕落する時」である。盛…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）55
五十四．媚び諂って失敗する時 自分が得しようと考えて、誰かに何かに媚び諂えば一時は上手く行っても必ず失敗する。「媚び諂って失敗する時」は自分が得しようと考え…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）54
五十三．漸進すれば幸を得る時 毎日一歩一歩前に進む。何事も少しずつ前進すれば、時間はかかるけれども、確実に成長して幸を得る。それが「漸進すれば幸を得るとき」…