時の物語 周易六十四卦 校正 18

時の物語

三十五.明徳を明らかにする時  四書五経のひとつである大學の冒頭に「大學の道は明徳を明らかにするにあり」とある。大學とは大人の学びである。大人とは天命を生きて…

時の物語 周易六十四卦 校正 17

時の物語

三十四.暴走しないよう自制する時  大きな衰運の中にあり、真正面から立ち向かってはならない「逃げるが勝ちの時」と正反対の時。大きな盛運の中にあり、スピードが出…

時の物語 周易六十四卦 校正 16

時の物語

三十三.逃げるが勝ちの時  あらゆる人や組織は盛運と衰運の循環の中にある。盛運は小さな盛運と大きな盛運があり、衰運も小さな衰運と大きな衰運がある。「逃げるが勝…

時の物語 周易六十四卦 校正 15

時の物語

三十一.若い男女が出逢う時  易経の六十四卦(六十四通りの物語)は上(じよう)経(けい)(三十通りの大きな物語)と下(か)経(けい)(三十四通りの小さな物語)…

時の物語 周易六十四卦 校正 14

時の物語

二十九.人生で最も辛い時  貴方にとってこれまで生きてきた中で最も辛い時はどんな時だっただろうか。人生で起こりえる物語の中で最も辛い時。それは貴方にとって「人…

時の物語 周易六十四卦 校正 13

時の物語

二十七.萬物を養う時  人や組織の中身が空っぽだと何も為し遂げられない。空腹だと元氣が出ない。頭が空っぽだと知恵が湧かない。中身を養ってこそ何かを為し遂げられ…

時の物語 周易六十四卦 校正 12

時の物語

二十五.運命に順う時  運命には立命と宿命がある。立命は自力で切り開ける運命だが、宿命は天が定めた運命なので素直に順うしかない。天が定めた宿命に素直に順えば、…

時の物語 周易六十四卦 校正 11

時の物語

二十三.人事を尽くして天命を待つ時  人間社会で織りなされる物語は悲(ひ)喜(き)交(こも)交(ごも)である。人や組織が盛運の中にある時には喜々として幸せを感…

時の物語 周易六十四卦 校正 10

時の物語

二十一.異物を除き去る時  大きく口を開けて欠伸をしている時、虫が飛んできて口の中に入ったら、あなたは慌てて虫を除き去るだろう。人や組織が何かに取り組んでいる…

時の物語 周易六十四卦 校正 9

時の物語

十九.どんどん進む時  次は「どんどん進む時」の物語である。時には循環がある。良い時から悪い時に向かう衰運の時。悪い時から良い時に向かう盛運の時。「どんどん進…