山縣大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 現代語訳 その七
得一第二【前篇にひきつづき名分の乱れを正し、君臣二なく(臣下にとって君主は一人であり二人の君主に仕える事はあり得ない)天下の大権は一に帰すべきであるを説いた。…
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得一第二【前篇にひきつづき名分の乱れを正し、君臣二なく(臣下にとって君主は一人であり二人の君主に仕える事はあり得ない)天下の大権は一に帰すべきであるを説いた。…
凡(およ)そかくの如(ごと)きの類(たぐい)、俗を成し風(ふう)を成す。固(もと)より一(いつ)朝(ちよう)一(いつ)夕(せき)の故(ゆえ)に非(あら)ざる…
この時に當(あた)りて、一(いち)二(に)或(あるい)はその民(たみ)を憂(うれ)ふる者、またただ戰(せん)國(ごく)の弊(へい)を承(う)け、苟且(かりそ…
これよりその後、昭(しょう)宣(せん)忠(ちゅう)仁(じん)の諸(しよ)公(こう)、武を聰(そう)王(おう)の制に繼(つ)ぎ、事に大(たい)賓(ほう)の令に…
柳子新論 山縣大貳著 川浦玄智訳注 現代訳(意訳)正名第一【本書に一貫している根本精神は幕府が天子(天皇)の大権をぬすんでいるような、名分の乱れを正すところに…
小(お)幡(ばた)侯織田信邦(のぶくに)、賓(ひん)師(し)を以(もつ)てこれを待つ。その老(ろう)吉田玄(げん)蕃(ば)、津田頼(たの)母(も)、及び京都の…
本書の底本は「山県大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 岩波文庫」二〇〇七年二月二一日 第四刷発行である。底本の中から、蒲生重章撰の「山縣大貳傳」を現代人にも読める…
二八 沢風大過 ・|| ||・ 大過、棟橈。利有攸往。亨。□大過は、棟(むなぎ)橈(たわ)む。往く攸有るに利し。亨る。 大過は上下二陰、真中四陽、上下両端が弱…
二七 山雷頤 |・・ ・・| 頤、貞吉。覿頤自求口實。□頤(い)は、貞にして吉。頤を観(み)、自(みずか)ら口実を求む。 頤(い)は上下二陽(実)が中に四陰(…
二六 山天大畜 |・・ ||| 大畜、利貞。不家食吉。利渉大川。□大畜は貞しきに利し。家(か)食(しよく)せず。吉。大川を渉るに利し。 天(乾)が山(艮)の中…