山縣大弐著 柳子新論 川浦玄智訳注 現代語訳 その二七
仲(ちゆう)尼(じ)の言(げん)にいはく、これを道(みちび)くに德を以(もつ)てし、これを斉(せい)しうするに禮(れい)を以(もつ)てすれば、恥ありて且(か…
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仲(ちゆう)尼(じ)の言(げん)にいはく、これを道(みちび)くに德を以(もつ)てし、これを斉(せい)しうするに禮(れい)を以(もつ)てすれば、恥ありて且(か…
安民第九【この篇、当時幕(ばく)藩(はん)は農民にひどい税をかけたから農民は飢え死にしたり、故郷をすてて都市にのがれた。また重い刑罰を用いて農民を土地から放(…
叔(しゆく)世(せい)は則(すなわ)ち然(しか)らず。凡(およ)そ一才一藝(いちさいいちげい)に名ある者、幸(さいわ)ひにして一たび擢(たく)拔(ばつ)を蒙…
故(ゆえ)にその意を得るに當(あた)ってや、私智(しち)を逞(たくま)しうして以(もつ)て王公(おうこう)を欺(あざむ)き、利(り)欲(よく)を縦(もつぱ)…
勧士第八【この篇、俳優の類(たぐい)が寵(ちよう)用(よう)せられて士気おとろえたのを論じ、かくれた人材を挙げ用い才能を伸ばさせるようにしなければならないと説…
則(すなわ)ち陋(ろう)劣(れつ)庸(よう)惡(あく)、亡(ぼう)命(めい)無(ぶ)頼(らい)の徒(と)、その間(かん)に濫(らん)吹(すい)し、而(しか)…
然(しか)りといへども僻(へん)邑(ゆう)寒(かん)郷(きよう)の俗(ぞく)の如(ごと)き、猶(なお)或(あるい)は古(こ)質(しつ)の風(ふう)を存(そん)…
編民第七【古の五人組制度を復活し戸籍を明瞭にさせて、人民の逃亡を防ぎ盗賊無頼の徒をなくすことを論じた。(注)】 柳(りゆう)子(し)いはく、古(いにし)へ民(…
且つその吏たる者は、不(ふ)學(がく)無(む)術(じゆつ)、ただ銭(せん)貨(か)の貴(たつと)ぶべきを知りて、利を見て義を廢(はい)す。則(すなわ)ち商(…
且(か)つ大(だい)商(しよう)の富(とみ)に於(お)けるや、居(きよ)貨(か)萬(まん)もて計(はか)り、奴(ぬ)婢(ひ)十(じゆう)もて數(かぞ)ふ。家…