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24.地雷復 期間限定 超入門 コインを用いた易経・易占い

二四 地(ち)雷(らい)復(ふく) ・・・ ・・| ゆっくりじっくり陽を育む
   節(ふし)(二四)目の冬至「地(ち)雷(らい)復(ふく)」 互卦 二坤為地
※これまで下り坂だった運勢が、一転して上り坂に向かって行く、一陽来復の時である。
 真っ暗だった世の中(二坤為地)だが、天の岩屋から天照大御神が顔を出して(二四地雷復)明るくなってきた。陰氣が窮まって陽氣が復ってきたのである。
 盛運は徐々に開けて行く。思っていたことが徐々に通る時がやってきた。
 じっくりと陽氣を養って大事に育てる時である。
 何かを始める時が到来した。吉運が到来したことを素直に喜ぶ時である。
 ゆったりと休養して、物事をよく弁別し、これから始まる新しい物語のシナリオをじっくり練り上げよう。(冬至の早朝、静かな空間で占筮して来年の運勢を予測してみよう。)
 日々小善を積み上げ(凡事徹底し)て、大善(圧倒的人間力)に育てていく時である。
〇ようやく漸次に盛運に向かう時。しかし、五つの陰爻に対して、陽爻が一つあるだけなので、勢いは微小である。運氣が漸次に発展して行くと考えて、事を行なうべきである。小さな事を積み上げて、大きな事を成し遂げる方法を考え、直ぐに大きな事を成し遂げようとしてはならない。善きことの始まり、善き友だちがやって来た。善きことを行なえば、人の役に立って利益を得る。名誉も得られる。
○何事も障害なく、思っていることが通る。友だちがやって来て助けてくれる。気に入らないことがあっても七日間忍耐すれば、思っていない幸運が降ってくる。
○勢いはまだ小さいが、物事をよく弁別することができる。善き事が生じようとする予兆が現れる時である。 ○願い事は、日が経つに連れて、少しずつ成就していく。階段を一歩一歩上がっていくようにして事業を計画するべきである。
○昔、手放した(売却した)大切な物が復ってくる。お金を十分用意して備えておくべきである。 ○善い心を取り戻す。 ○ここから運氣が開けていく。
○事業を始めるべき時である。 ○過ちを改める時である。
○立身出世して、物事が発達する時である。 ○快復に向かう。

① 地雷復初爻 ・・・・・| 之卦坤為地 ・・・・・・
 あなたは復ってきた君子(人格者)である。決して道を踏み外さない。常に身を修めて過ちを改めるのでやがては幸運を招き寄せる。見識(善き信念)を養うことが肝要である。
 もし道を踏み外しても遠くまで行かず、速やかに過ちを覚って正しい道(人間として正しい生き方)に復る。身を修めて心を正し、直ちに過ちを改めるのである。
〇勇気を持って善い事を行ない、毎日、自分の言行を省みる(反省・省略する)べきである。物事を漸次に進めて行けば、思っていた以上に、大きな事を成し遂げられる。
○何事もよく善に復る。後悔することはない。善い事を行なえば、吉の道(宜しき道)を歩むことができる。 ○見識を具えた人に従う。

② 地雷復二爻 ・・・・・| 之卦地澤臨
 君子(人格者)①の指導に恭しく順う時である。継続的に①の指導を受けて正しい道(人間として正しい生き方)に復るのである。
 あなたに日々善い心が芽生えればやがては幸運を招き寄せる。
 賢者①に導かれて自分が進むべき方向を考える時である。
〇誠実と評判の高い國士を友として、自分のどこが過っているかを聞き出す時。賢者と親しく交流して、自分の進む方向を考える。 ○見識を具えた人に順うので吉を得る。
〇この爻変ずれば地沢臨となる。臨は上の者が下の者に臨む時。すなわち、思いやり(仁)を大切にすることが肝要である。

③ 地雷復三爻 ・・・・・| 之卦地火明夷
 あなたは凡人なので陽氣に乗って(下卦震動の頂点に居て)やり過ぎるが、邪心を抱いているわけではない。反省して正しい道に復れば咎められない。
 あなたは下卦震の頂点で動き過ぎて落ち着きがない。盛運の流れに乗ってやり過ぎる。
 今は何度も失敗して後悔する時だと悟り、志を固めることが大切である。
〇自分の運勢が傾いていることを知らず、しばしば事を起こして、しばしば失敗し、ますます苦労するが、ちっとも報われない。しかし、破滅に至らないことは幸いである。失敗する時だと覚って、よく反省して改めるからである。
 運の盛衰は天命であるから、免れることはできない。盛運の時は、舟が上流から下流に向かって、順風に帆を上げているように、苦労しなくても成功する。衰運の時は、下流から上流に向かっているように、苦労しても成功しない。
○志が堅固でなければ、しばしば失敗して、しばしば後悔する。

④ 地雷復四爻 ・・・・・| 之卦震為雷 ・・|・・|
 あなたは君子(人格者)①の指導に順う。泥の中に咲く蓮の花のように、陰邪の誘惑を断ち切って君子①の薫陶(善き影響)を受けひとり正しい道に復る。
 陰邪の誘惑を断ち切って、ひとり正しい道に復るので、やがて盛運に至る。
 衆陰(陰に囲まれている)と付和雷同して陰邪に染まってはならない。
〇陰爻陰位で柔順な性質を具えている。世間から立派だと崇められる人の言行に感動して発奮する。交流しているのは小人のグループだが、本人の志操は優れている。泥の中で咲く蓮の花のようである。やがては必ず盛運に至る。 ○自ら善い道に入る。
○陽氣が甚だ微小で、物事を為し遂げるには至らないので吉とは言わない。

⑤ 地雷復五爻 ・・・・・| 之卦水雷屯 ・|・・・|
 あなたは、じっくりと陽氣を養う復の時のトップである。柔中の德を具えているので、自らの非を知り、君徳(仁德)を磨いて大衆を教化する。
 あなたは盛運が徐々に開けて行く時のトップとしての役割を自覚しているから、篤実に正しい道(人として正しい生き方)に復る。
 トップとして至誠の心を大事にして君徳(仁德)を磨き、大衆を教え導くのである。
〇自ら至誠の心を大いに発して善き行いを実行する。人德を具えているので、神の支援によって幸福を得るに至る。 ○善き心に復ること篤いのは、德を養うためである。

⑥ 地雷復上爻 ・・・・・| 之卦山雷頤 |・・・・|
 あなたは君子(人格者)①から遠く離れて、今は正しい道(人として正しい生き方)から外れていると自覚しつつも、正しい道に復ることを迷うので、災難を招き寄せる。
 あなたは正しい道から外れていても、「まぁいいか」と怠りの心が芽生えて、正しい道に復ることを躊躇する。それゆえ、災難を招き寄せる。
 今のあなたは神仏を尊崇して清明心を養うことが求められる。
〇道德が大切なことを知らない。賢者の言葉に耳を傾けない。神の権威を恐れない。私利私欲にまみれて、全く反省しない人である。天災や人災に遭遇して、天を仰いで号泣しても、許されがたい罪を犯したのであるから、救われない。本来の善き心に復ることを迷う人は、よくよく考え、そのような心を改め慎むべきである。
○迷いに迷って終に善き心に復れない凶の道。終に善き心に復れない。社会的地位を得ても、人を思いやることができない。自らの過ちを改める勇気もなく、混迷して善き心を失ったままである。