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ネコちゃん占い師の占筮日記232

・八月二十一日 木曜日 三十.離為火☲☲上九
 四時に起床。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参政党支持者は今の政治状況をどのように感じているか」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
 本日は「三連敗した石破総理なのに辞任しなくてよいという世論が多いのは何故?2」を占筮したところ離為火☲☲上九が出た。
 ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
 マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○離は貞(ただ)しきに利し。亨(とお)る。牝(ひん)牛(ぎゆう)を畜(たくわ)えば吉。
 離は天地人の道の正しきに麗(つ)きて(人間社会に当て嵌めれば大人・君子は要職に就くべきだが小人は要職に就くべきではない)明智・明德を用いて世を治める時である。
 常に堅固に正しき道に麗(つ)きて明智・明德を用いるが宜しい。そうであれば、何事もすらっと通る。柔順な牝(め)牛(うし)を養い育てるように、柔順に正しき天地人の道に麗(つ)き(大人・君子が要職に就い)て明智・明德で世を治めれば、幸運を招き寄せる。
 マロンだニャン。離為火☲☲は「大人・君子が要職に就くべき」時。石破内閣は小人だらけだから当て嵌まらない。すなわち卦辞・彖辞に「明智・明德を用いて世を治める」とあるが、それは不可能で世が治まらない時。辞任しなくてよいという世論が多いのは多くの国民は責任を取らない石破総理、それをどうにもできない内閣、やるのかやらないのかずるずる引き延ばす総裁選の日程、石破総理を引きずり下ろせない自民党議員団の対応を見て呆れ果ててしまい、どうでもいいやという心境に陥っているのだニャン。
 みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、明(めい)兩(ふた)たび作(おこ)るは離なり。大(たい)人(じん)以て明を繼(つ)ぎて四(し)方(ほう)を照らす。
 日に日に新たに太陽が昇るように、先代から現世・現世から後世へと明智に明智を明德に明德を継いで文明を継承する。先代の明智・明德を継承し、天地と德を合わせ、賢臣(すぐれた部下)と意を合わせて、普(あまね)く天下人民を照(しよう)臨(りん)(神仏が見守るように君主が仁德で社会を統治)する。
※「大人以て明を繼ぎて四方を照らす」とあるが、離は下卦を先代の御代(過去の成功した歴史)、上卦を現世或いは後世の御代(現在あるいは将来の志半ばの歴史)と見做している。爻辞の言葉は、下卦を先代の御代の治世(過去の歴史)、上卦を現世或いは後世の御代の治世(現在あるいは将来の歴史)として作文している。
☆火は物に付着して移動する性質がある。それゆえ始めは善き性質を持っていても、互体(二三四爻)巽の風が吹けば火の勢いが盛んになって損害を及ぼすことがある。剛健で積極的な人と接するよりも柔順な善人と接して共に事業を計画するべきである。
 みかんだニャン。大象伝に「普(あまね)く天下人民を照(しよう)臨(りん)(神仏が見守るように君主が仁德で社会を統治)する」とあるが、とんでも石破総理には到底できないことだニャン。高島嘉右衛門の占断には「巽の風が吹けば火の勢いが盛んになって損害を及ぼすことがある」とある。責任を取らないだけでなく、外交もできない、中国の言いなりの石破内閣によって日本中火の海に包まれてしまった。国民はヤケクソになって、勝手にやれと言っているのだニャン。
 わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第六段階の「小さな物語」反乱軍の首(しゆ)領(りよう)を討ち滅ぼす
○上九。王用(もつ)て出(い)でて征(せい)す。嘉(か)有り。首(かしら)を折る。獲(え)ること其(そ)の醜(たぐい)に匪(あら)ず。咎(とが)无(な)し。
 貴方は剛健で明智・明德・文明の德を極めた(離の卦極に居る)賢人である。
 トップ六五の命令(今上天皇の意向)で反乱軍(九四・外国勢力の傀儡政治家)を討(とう)伐(ばつ)するために出(しゆつ)征(せい)する。その結果、見事に反乱軍(外国勢力の傀儡政治家)の首(しゆ)領(りよう)を討ち滅ぼすが、九四の部下(九四の手下にされた仲間)には寛大に対処する。それゆえ誰からも咎められない。
☆勇気を持って悪を制止すれば大きな成功を治める時である。明智を具えた人が大事業に中って実質的な成功を治める。智恵が多いので幸福が得られる。
 離為火☲☲上九は「反乱軍の首(しゆ)領(りよう)を討ち滅ぼす」時である。「反乱軍の首(しゆ)領(りよう)」とは、石破総理のことだから、国民は心の中では早く辞めてしまえと思っているのだ。爻辞には「反乱軍(外国勢力の傀儡政治家)の首(しゆ)領(りよう)を討ち滅ぼす」とある。石破総理は辞任に追い込まれることになる。高島嘉右衛門の占断には「悪を制止すれば大きな成功を治める」とある。やはり国民の本心は、一向に責任を取らずにぐずぐず総理の座にしがみついている石破は早く辞めてしまえ!ということなのだ。