・八月二十二日 金曜日 四十六.地風升☷☴六五
四時半起床と寝坊した。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参政党支持者は今の政治状況をどのように感じているか」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「三連敗した石破総理なのに辞任しなくてよいという世論が多いのは何故?3」を占筮したところ地風升☷☴六五が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○升(しよう)は、元(おおい)に亨る。用て大人を見る。恤(うれ)ふる勿(なか)れ。南征して吉。
地風升は下卦巽の木(陰陽五行)が上卦坤の大地の中から、芽吹きスクスク成長して、升り進む。物事がドンドン升り進む盛運の時である。その上、「時機(巽の木が坤の地から養分を得て升る時)」と「道德(巽順と柔順)」と「応援(六五と九二が正しく応じている)」の三德が揃っているので、何事も滞りなく進み行く。柔順にして時に適合する能力を具えている六五(トップ)と剛健にして時に適合する能力を具えている九二の大人(偉人)は、巽(そん)順(じゆん)と柔順の德を以て相(あい)見(まみ)え(面会す)るので、何も心配することはない。共に下卦巽(東南)から離(南)を経て上卦坤(西南)に進み行けば幸運を招き寄せる。共に離(文王八卦で南の方角)の明るい方面に進み行けば幸運を招き寄せる。
マロンだニャン。地風升☷☴は「物事がドンドン升り進む」時だニャン。本来盛運の時だが、石破総理が辞任しなくてよいという世論は真っ当なものとは言えないので、お粗末な政治状況にヤケクソになって石破総理を支持する人が増えているに違いないニャン。卦辞・彖辞に「明るい方面に進み行けば幸運を招き寄せる」とあるが、石破総理が明るい方向に進んでいると思っている人は皆無に違いないので、段々支持する人々は少なくなり、近い将来不幸な結果に陥るに違いないニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、地の中に木を生ずるは升なり。君子以(もつ)て德に順(したが)ひ小を積(つ)みて以て高(こう)大(だい)なり。
木の種が大地から芽を出しすくすく育つように、人の道(道德)に順い、知識の習得や習慣の継続など小事を積み上げ、人間として漸次に成長して、君子に相応(ふさわ)しい高(こう)大(だい)なる德(仁)を磨く。
☆人徳を具えた大人に師事して身を立てるべく努力を積み上げれば世に用いられて評価される予兆が現れる。卑しい(低い)所から高い所に上昇していく時。
みかんだニャン。大象伝に「小事を積み上げ、人間として漸次に成長して、君子に相応(ふさわ)しい高(こう)大(だい)なる德(仁)を磨く」とあるが、佞人石破総理は正反対なので、「小悪を積み重ね、人間としてどん堕落し続け、小人の中の小人である佞人を極める」と読み替えることになるニャン。こんなおバカを支持している国民はよほどのおバカだニャン。高島嘉右衛門の占断には「卑しい(低い)所から高い所に上昇していく時」とあるが、石破総理の場合は「卑しい(低い)所からさらに卑しい所に堕ちていく」ことになりそうだニャン。普通に考えれば「さらに卑しい所」とは正解を追われて路頭に迷うことだニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第五段階の「小さな物語」九二を深く信任し国政を補佐させる
○六五。貞にして吉。階に升る。
柔順にして時に適合する能力を具えた貴方は剛健にして時に適合する能力を具えた忠臣(忠実な部下の)九二を深く信任して国政を補佐させ、九二もそれに応える。正しい道(仁の道)を固く守り続ければ、階段を一歩一歩昇るように順調に進み行く。
☆柔和な仁徳を具えて、仕事のできる人物を側近として採用し、臣民を慈しむ時である。
爻辞・高島嘉右衛門の占断とも全く当て嵌まらないので、陰陽反転して、地風升☷☴から水風井☵☴に時が転じたと考える。水風井は古びた井戸を再整備していく時。まずは井戸の底に溜まった泥水を清水に濾過するところから始まる。すなわち、石破総理という腐りきった泥水を清水に濾過しなさい(早く辞任させよ)ということである。
