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易占徒然日記 71

・八月二十一日水曜日
 五時前に起床した。また寝坊だ。どうもいかん。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ澤地萃☱☷二爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○萃は亨る。王、有廟に假る。大人を見るに利し。亨る。貞しきに利し。大牲を用ひて吉。往く攸有るに利し。
▼萃は人や物が集まって(易経の学びが盛んになって)栄える時である。剛健中正の九五の天子(トップ)が先祖の宗廟(日本においては伊勢神宮)で真心込めて神霊(日本においては天照大御神を始めとする天神)をお祭りする(易経の権威が復活する)。天下の臣民(萬民)は九五の天子(トップ)を仰ぎ見て、心服するから宜しくして、物事がすらっと通るのである。萃の時は、人や物が集まって栄えるから天下はよく治まる。正しい道(道德)を固く守るが宜しい。何事もうまくいくであろう。また、萃の時は、牛・羊・豕を供えて盛大にお祭りすれ(易経を学べ)ば、幸運を招き寄せる。進んで行って大事業に取り組んでも宜しい。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六二。引かるれば吉。咎无し。孚あり、乃ち禴を用ふるに利し。
▼柔順中正の賢臣六二(わたし)が、剛健中正にして応じる相手である九五の天子(トップ=易経の教え)に引き寄せられて(惹き付けられて・命令されて)馳せ参ずれば、幸運を招き寄せる。誰にも咎められない。賢臣六二(わたし)が真心をもって九五の天子(トップ=易経の先生)にお仕えすれば、外面を飾る必要はない。お供え物が少ない夏祭りでも真心があれば神様仏様はお受けくださるように、賢臣六二(わたし)が外面を飾らなくても九五の天子(トップ=易経の教え)は気にされないのである。
 今日は午前中恒例の水曜勉強会(オンライン易経講座)を九時から十時半までこなし、その後、「みんなの易経」を執筆。夕方家を出て、十八時から二十時まで、山梨文化学園の易経講座をこなした。