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易占徒然日記 72

・八月二十二日木曜日
 四時に起床した。久々に寝坊しなかった。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ風雷益☴☳三爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○益は、往く攸有るに利し。大川を渉るに利し。
▼益は上(外=易経以外の学び)を減らして下(内=易経の学び)を益すれば(親が子どもを養育したり、政府が減税したりすれば)、結果的に全体を益する(下が益すれば全体が安定する)時である。大事業を為し遂げる(「みんなの易経」を書き上げる)ために積極的に進み往く(事業に取り組む)が宜しい。冒険しても(勇気を出して危険があることに取り組んでも=大胆な解釈をしても)大丈夫である。心配することは何もない。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六三、之を益すに凶事を用ふ。咎无し。孚有り中行あり。公に告ぐるに圭を用ふ。
▼柔順不正(陰爻陽位)の六三(わたし)は下卦震(雷動)の極点に居る(動き過ぎる・やり過ぎる)ので通常は益することは難しい。だが、非常時に(動き過ぎる・やり過ぎる)六三を用いて艱難辛苦を克服すれば、咎を免れることができる。(動き過ぎる・やり過ぎる)六三は艱難辛苦を克服するために、至誠の心と中庸の德で事に中る(「みんなの易経」を執筆する)。至誠の心が天子(トップ)にまで伝われば、神を祭る五角形の玉(圭)を献上するように、周りから信頼されるようになる。
 今日は通院の日である。骨折する前から看てもらっているかかりつけの整形外科に朝一に行った。その後、毎年一回お世話になっている某金融機関で用足して、昼前に帰宅。早速「みんなの易経」の執筆を始め、昼食と昼寝を挟んで夕方まで執筆して、夜は晩酌。