毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

令和五年冬至占(令和六年を予測する)の八つの占題 その一

一.日本の政治は令和五年より良くなるか悪くなるか。

 ○白倉信司研究所長

 三二.雷風恒 ☳☴ 九四 本卦
 四三.澤天夬 ☱☰ 九五 互卦

 卦辞・彖辞に「恆は亨る。咎无し。貞しきに利し。往く攸有るに利し。」とある。本来ならば「亨る。咎无し。」なので、日本の政治は令和五年よりも良くなるはずだが、与党自民党の派閥による裏金疑惑など今の政治の在り方は「貞しきに利し。」とは言い難い。よって、「亨らない。咎有り。」となり、政治は良くならないと判断する。
 上卦震☳には、「騒ぐ、驚く、性急、思慮不足、独断、憤怒、刑罰、懲らしめる」という意味がある。上卦震☳を政府と見立てると、派閥による裏金疑惑で騒ぎ、驚き、性急に対応するが、独断で思慮不足なので国民は憤怒し、政治家や会計責任者は逮捕され刑罰を受け、天罰が下る(懲らしめられる)ことになるだろう。
 下卦巽☴には、「偽る、騙す、欲深い、迷う、疑う、散る」という意味がある。下卦巽☴を国民と見立てると、善良な国民は政治家や官僚の「減税(するふりをしながら社会保険料等を増やし、絶対に消費税を引き下げずに国民負担を増やす)」という偽り(嘘)に騙されて、政治を疑い、生活苦をどう克服すべきか迷い、所得格差が広がる中で富める者と貧しい者とが分断されて散り散りになる。以下省略。