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コイン占い(易経・易占い)入門 抜粋版 巽為風・兌為澤

五七 巽(そん)為(い)風(ふう) ||・ ||・ 大人に謙って順う
   粉(五七)の風吹く「巽(そん)為(い)風(ふう)」 互卦 三八火澤睽
※巽は謙って順う時である。謙るには大人(立派な人・立派な上司)を選ぶがよい。
 立派な人とは「大人(天命の体現者)」である。
 大人に謙った上で慎み深くあれば、事を誤らない。疑いが多いと事を誤る。
 家督相続に関する問題が起こる時でもある。商人は利益が得られる時である。
 果断な人物を抜擢して事業を企画するべきである。
 あなたが上司なら、適切な対策を立てて、懇切丁寧に部下に伝えるべきである。
 あなたが部下なら、上司の命令に素直に、また謙って順うべきである。
 あなたは、部下や年少者または民衆や周辺の人々がよく理解できるように、命令を噛み砕いて説明・実行することが求められる。
〇疑いが多くて事を誤る時。英邁で果断な人物を抜擢して(見つけ出して)事業を企画する(事を謀る)が宜しい。
○時運に乗って利益を得る時。
○家督相続に関する問題が起こりやすい時。慎むべきである。
○陰的存在が陽的存在に順いながら、陽的存在を利用する時。
○円滑な交際をしていながら、お互い心の中を探り合っている。進退を決することができない。
○何かに柔順に従う時。 ○何かに(が)入り込む時。
○媚(こ)び諂(へつら)う時。 ○疑惑が多い時。
○進退決する(進退を決断する)ことができない時。
○決断することができない時る。 ○志が定まらない時。
○隠れ伏せる時。 ○商売すれば利益を得られる。
○命令が行き渡る時。 ○巧言令色で薄情である。
○謙って慎み深く言葉を発し、情が厚ければ、事を誤らない時である。
○騒々しい時。
○上卦(上位の者)が命令を発し、下卦(下位の者)が命令を伝える時。
○人からおだてられ、持ち上げられる。
○女性の場合は、品行方正で善き風俗を醸(かも)し出す時。
○物価は、最初は下落してその後上昇(乱高下)する。
○売買行為(商売)が盛んに行われる時。

 五八 兌(だ)為(い)澤(たく) ・|| ・|| 悦び悦ばれる

  ご飯(五八)悦ぶ「兌(だ)為(い)澤(たく)」 互卦 三八風火家人
※上も下も自分も相手も悦び悦ばせる時である。
 邪心を懐いたり、媚(こ)び諂(へつら)ったりしてはならない。兌は邪心や諂う心を捨てて、上も下も我も人も悦び悦ばせる時である。寛大かつ誠実であることが大切である。
 一陰が二陽の上に進んで行き外に悦びを見出す時である。
 天地自然の道に順い国家や組織の公益を図る時である。
 自分の利益を優先して臣民を欺くようなことはあってはならない。
 何かに挫折する時。何かを損なう時。何かを傷付ける時である。
 柔和に親しみ調和するべきである。
 饒舌なことが評価されたり批判されたりする時でもある。
 悦び悦ばせて人々を率いるから人々は苦労を厭わず悦んで働き命も惜しまない。
 人々は自ら悦んで働く。君子は同門同士を集めて切磋琢磨する。
〇寛大で誠実。天地自然の道に順い、国家のために公益を図るべき時である。自分の利益を優先して、部下(大衆)を欺(あざむ)くことがあってはならない。
○立派な大人が相対して、謙遜して席を譲り合い、椅子が空いている。ふと気が付くと少女が上座に座っているような時である。
○一陰が二陽の上に進んで行き、外に喜びを見出す時である。
○知識に関することで友達と話し合う時である。
○物事が成就しても、柔弱な存在は必ず挫折する。すなわち何かに挫折する。あるいは何かを毀損する(折る・損なう)時である。
○何事も柔和であることが大切な時。または柔和であるべき時。
○何事も親しみ調和することが大切な時。または親しみ調和すべき時。
○何か喜ばしいことがある時。 ○季節に喩えれば秋。
○何かを損ない、何かを傷付ける時。 ○何かが露見する時。
○何かを習い教える時。 ○何かを愛し愛される時。
○饒舌なことが評価されたり批判されたりする時。
○病気を占った場合は、乾が兌の下にあるので治療が難しい。