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コイン占い(易経・易占い)入門 抜粋版 地山謙・雷地豫

令和四年三月吉日、コイン占い(易経・易占い)入門(初心者からベテランまで対応)という電子書籍とペーパーバック(紙の書籍)をAmazonで出版した。
その内容を抜粋してHPで紹介していく。

詳しく読みたい方は、是非、Amazonでお求め頂きたい。
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十五 地(ち)山(ざん)謙(けん) ・・・ |・・ 萬事謙遜せよ
  東郷(十五)閣下も「地(ち)山(ざん)謙(けん)」 互卦 四十雷水解
※何事も謙虚であることが求められる時である。苦労しても顔に出さないこと。
 君子は何があっても驕り高ぶらない。だから何事もすらっと通る。
 君子は終わりを全うする。謙へりくだる君子は尊ばれて軽蔑されない。
 満ちているものは減らし、足りないものは増やして、バランスを保つ。
 いかに表に出ないで事を全うするかを真剣に考える時。表に出てはならない。
 乾為天③の「無我夢中で修行」するように学び修養に努めて功を誇らないようにすべし。
 君子は終わりを全うする。謙(へりくだ)る君子は人々から尊ばれて軽蔑されない。
 満ちているもの・満たされているものは減らし、足りないもの・満たされていないものを増やして、人間社会の調和を保つ。
〇地球の形(地勢)は均等ではない。大陸に在る高台の平原は、島国の山よりも標高が高いことがある。知識や学問に優れている人物でも、凡庸の人より劣って見えることがある。それゆえ、占ってこの卦が出た場合は、乾為天の③の爻辞にある「君子終日乾乾」として勉強に励み、修養に努めて、功を誇らない、というようならば、将来は思わぬ幸福を招き寄せる。人間は、十歳を超えると、自活や自立を考え、二十歳を超えると、家族を築き上げようとする。三十歳を超えると、子供の教育に力を入れて、四十歳を超えると、老後に思いを寄せるようになる。五十歳を超えると、人生をいかに終えるか(人生の終焉)を考えるようになる。それゆえ、卦辞・彖辞に「君子、終(おわり)有り」と云う。
○恭しくへりくだって、人を尊敬できれば、人から尊敬されるようになり、やがては、大勢の人々が自分に服従するようになる。
○他に求めるところがなく、自然に幸福がやって来ると信じて待っていれば、吉運を招き寄せる。
○何事も謙遜して自分の意見を主張しないようにすれば、益々尊敬されるようになって、益々吉運を招き寄せる。
○すらすらと物事が成就しなくとも、徐々に吉運が到来する。
○内面に知識を有しながら、外面は人に従う時。
○自分の行ないを正しくして大衆の模範となる時。 ○丁寧に人に接する時。
○始めは挫折するが終には成功する。始めは卑しい立場にあるが終には尊敬される時。
○物価は下落する。

十六 雷(らい)地(ち)豫(よ) ・・| ・・・ 悦びすぎるな
   いろ(十六)いろ悦ぶ「雷(らい)地(ち)豫(よ)」 互卦 三九水山蹇
※ナンバーツー④が活躍して組織を牛耳る時。全て側近が中心になって動く時である。
 トップに取って代わろうなどと思わず、側近としてトップを支える。
 側近の周りに人が集まり、人々は側近に帰服する。側近の思い通りに事が運び、何事も
 調和するので知らず知らずのうちに怠る気持ちが生じる。気を付けるべし。
 事を急いではならない。順序を踏んで行うことが大事である。
 ゆったりとした音楽を奏でて、神仏と祖先をお祀りする。
 あらゆることに感謝の心を抱こう。常に志を抱いて志に沿った言行を心がける。
〇万事、自分が思っている通りになり、心の思うままに何事も調和する。
 一つ一つのことが楽しくて仕方がない。そのような時だから、知らず知らずのうちに、怠る気持ちが心の中に芽生えて、少しずつ、少しずつ、崩れかねない時。
 それゆえ、外面を飾ることを慎み、怠けて遊ぶことがないように戒め、安定した状態の中に居ても、常にリスクに備え、富貴の立場に在っても、貧賤の立場に在った頃のことを忘れず、常に己の志を胸に抱いて、志に沿った言行を心がけなければならない。
 以上のようであれば、吉運を保つことができる。
○運氣が盛んな時。自分より地位が高い人から目をかけられ、権威に与る(権威の恩恵を受ける)時である。
○成功することを急がず、物事の順序をきちんと守って、事業を行なえば、大成功する。
○自分が正しい事を実行しようとしている時に、逆らおうとする人物が出てきたら、直ちに、力で征服してもよい(征服すべき)時。
○家の主(組織のトップ)は弱々しいけれども、良き妻(優れた側近)が補佐してくれるので、よく治めることができる時。
○才能ある人物を抜擢任用、大事業を一任し、よい結果が得られる時。
○規則を定め、組織のルールを確立して、将来揉め事が起きないように事前に準備しておく時。○発達する予兆が現われる。
○お祭り事(祭祀)に関して占った時は吉。
○怠惰が原因となり、事業が廃止に追い込まれる予兆が現われる。
○遊び事や楽しみ事に心を奪われて、事業を怠る。
○遊戯(遊び回ること)や鳴り物(どんちゃん騒ぎ)など、ろくでもないことを好きになる時。○怠けて豫楽に溺れかねない時。
○盗賊に備える(犯罪に巻き込まれることを事前に防止しなければならない)時。
○物価が上がり商品がドンドン流通して、資金的にゆとりができる。