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コイン占い(易経・易占い)入門 抜粋版 澤雷随・山風蠱

令和四年三月吉日、コイン占い(易経・易占い)入門(初心者からベテランまで対応)という電子書籍とペーパーバック(紙の書籍)をAmazonで出版した。
その内容を抜粋してHPで紹介していく。

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十七 澤(たく)雷(らい)随(ずい) ・|| ・・| 随うべきに随う
   いな(十七)奴随う「澤(たく)雷(らい)随(ずい)」 互卦 五三風山漸
※随うべき相手に随う時である。今は誰に随うべきかをじっくりと考えてみよう。
 下に居る長男が、上に居る少女に随うように、今、随うべき相手に随う時である。
 随うべき相手をよく見定めて、謙へりくだって随えば何も問題は起こらない。
 秋になれば潜み隠れて元気を養い、春になれば元気に動いて時に随う。
 本来は随うべき人ではないが、今は随うべき人に随う時である。
 一つの事を始めれば多くの人が参加してくる。
 人に随うことによって事を成し遂げることができる。
 善からぬ事に随えば失敗することになる。
 人物の正邪を見極めて正しい人に随うべし。
 一つの事に集中して他に心を移さない事が大事である。
 秋になれば潜み隠れて元気を養い、春になれば元気に動いて事を為すように、時に随うことが大切である。
〇一つの事業を始めれば、大勢の人々が参加してくれる時。一方で、人に随うことによって事を論ずる時でもある。人に随わなければ、事業を成し遂げることは難しい。
 時流に従って、臨機応変に対応しなければ志を実現することは難しい。人に随い、時に随っても、是非善悪を認知して適切に判断しなければならない。
 もし、善からぬ事に随うならば失敗することになる。慎むべきである。
○善悪の判断が難しい時。人物の正邪をよく見抜いて、正しい人物でなければ随ってはならない。
○自分が人によく随い、人が自分によく随う時。
○自分よりも大物を使役することになる時。
○始めは納得してもらえないが、強く訴えかければ、最後は納得してもらえる時。
○一つのことに従事して、他のことに心を移さない時。
○何事も起こらないので安心できる時。
○事を怠るので、物事が進まずに遅れてしまう時。
○時機が到来しない場合は、慎重に構えて、時が到来するのを待つ時。
○物価は最初は上昇するが最後は下落する。売る人は利益を得るが買う人は損をする。
○ゴツイ男が少女に下る(随う)時。

   いや(十八)な虫けら「山(さん)風(ぷう)蠱(こ)」 互卦 五四雷澤帰妹
※腐敗している組織や人間関係を刷新する時。あなたの人間力を養う時である。
 崩壊・腐敗が進み窮まり一変(変革)して通ずる時。窮するから通ずる。
 原因を探り、対策を熟慮してから、勇気を奮い起こして対処すべし。
 君子は変革を断行して、下々を奮い立たせ、人間力を養育する。
 あなたが属している組織(家や会社・団体)は腐敗が進み崩壊寸前である。
 困窮している組織を刷新するために、あなたの人間力を磨くことが求められる。
 腐敗の原因をよく探り、対策を熟慮してから、勇気を奮い起こして変革を断行する。
 組織内部は、欺(あざむ)き、諂(へつら)い、疑い、迷う心が充満している。
 組織内部の精神的な腐敗を取り除いて、小人の内乱を抑える。
 あなたが先頭に立って人々の気持ちを奮い立たせよう。
 変革を成功させるためには、先ずは内部を固めて内側から乱れることを防ぐことが肝要である。
〇自分は巽順に従って相手は止まる。頼りにする相手が振り返ってくれない。
 振り返ってくれても、頼りにできない時。災害は遠くから招き寄せるのではなく、近くから発生する。外敵の心配をするよりも、内側から乱れることを心配する時。
 長女が少男に恋をして家族が混乱する時。家の財政が破綻しそうになった状態を努力して回復させる時。いずれも、突然ではなく、漸次に起きる。慎むべきである。
○蟻の穴が原因となって、堤防が決壊する事態に至る。
○天下泰平で驕り高ぶり奢侈に流れ心が柔弱になり、ずる賢い小人が調子に乗って内乱を起こす。
○乱れた状態を治めて、長年積み上がった弊害を刷新する。力を尽くして改革を断行する。
○私利私欲を追求し、大切な友に悪影響が及んでいることを省みない。
○表面は正しく実直であることを装っている。内面は優柔不断でグズグズの状態である。
○奸(かん)佞(ねい)にして斡(あつ)旋(せん)する才能がある。仕事を任される器量を具えた人物である。
○自分が相手のために尽くしても、相手は自分を省みてくれない時。
○無理矢理、圧服させられる時。
○物価は最初は低いがその後高くなる。物品は粗悪品が多い。取引に支障が出ないように注意すべきである。
○破損した物事を修復する時である。
○欺(あざむ)き、諂(へつら)い、疑(うたが)い、迷う時。
○寡婦が色恋沙汰を起こして家が乱れる時。
○資財を損失する。 ○臣下が君主を惑わし、妾が主を溺れさせる。