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易経(周易)を読み解く 百六二(震為雷 初二三)

2021年12月19日

初九 ‥‥― ‥‥― (震為雷) 之卦 十六雷地豫

初九。震來虩虩。後笑言啞啞。吉。
○初九。震來(きた)るとき虩(げき)虩(げき)たり。後に笑(しよう)言(げん)啞(あく)啞(あく)たり。吉。
 初九は震の成卦主・主人公(それゆえ彖辞と重複している)。何の前触れもなく、雷が轟(とどろ)き渡るような大事変が起こった時は、恐れ慎み自ら反省し、正しい道を修めて人德を養い、事変に適切に対処する。事変に適切に対処すれば、やがて事変は落ち着いて、人々は談笑して和らぎ楽しみ国家泰平となる。
象曰、震來虩虩、恐致福也。笑言啞啞、後有則也。
○象に曰く、震來るとき虩虩たりとは、恐れて福を致す也。笑言啞啞たりとは、後に則(のり)有る也。
 小象伝は次のように言っている。何の前触れもなく、雷が轟(とどろ)き渡るような大事変が起こった時は、恐れ慎み自ら反省し、正しい道を修めて人德を養い、事変に適切に対処する。それがよい結果を招くからである。やがて事変は落ち着いて、人々は談笑して和らぎ楽しみ国家泰平となる。事変への対処の仕方が道理に適っていたのである。

【以下、高島易断から占いとしての見立てを引用】
〇強く正しく慎み深い人物。神仏を心から信仰して尊崇すれば大いに幸福を招き寄せる。
○発奮して活動すれば大事業を成し遂げられる。
○何かを畏れ、自戒して不正から離れれば、幸福を招き寄せる。

以下省略。次の書籍をご覧ください。