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易経(周易)を読み解く 百三四(風雷益 全体)

2021年12月13日

四二 風(ふう)雷(らい)益(えき) ――‥巽風 ‥‥―震雷
互卦 二三山地剝  綜卦 四一山澤損  錯卦 三二雷風恆

益、利有攸往。利渉大川。
○益は、往(ゆ)く攸(ところ)有るに利し。大(たい)川(せん)を渉(わた)るに利(よろ)し。
 益は上(外)を減らして下(内)を益すれば(親が子どもを養育したり、政府が減税したりすれば)、結果的に全体を益する(下が益すれば全体が安定する)時である。大事業を為し遂げるために積極的に進み往くが宜しい。冒険しても(勇気を出して危険があることに取り組んでも)大丈夫である。心配することは何もない。

以下省略。次の書籍をご覧ください。