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易占徒然日記 46

・七月二十七日土曜日
 昨夜も比較的涼しくよく眠れたので、久々に四時前に起床した。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ山火☶☲賁五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○賁は亨る。小しく往く攸有るに利し。
▼賁は物事を彩り飾って(外見を装飾して)すらっと通る時である。真心が充実していれば、彩り飾ら(外見を装飾し)なくてもすらすら通る、彩り飾っているから通るのである。それゆえ、小さな事に取り組むのは宜しいが、大きな事に取り組むのは宜しくないのである。(仕事や生活を飾り立てることの虚しさを知り、その内容を充実させるべきである)
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六五。丘園を賁る。束帛戔戔たり。吝なれども終に吉。
▼六五は柔順で中庸の德を備えた天子(トップ=わたし)である。華美な文飾(生活や仕事の外見を飾り立てること)を好まず、丘陵の田園で農業に従事して民(民衆)の苦労を知り、倹約の美德で臣民(部下と民衆=家族、仕事関係者)を風化しようと志す。予算を倹約するため賓客への進物や臣下への俸禄を削減(生活費を節約)する。以上のようであるから、一時は吝嗇と謗られて天子(トップ=家長)としての尊厳を失うけれども、終には国家(組織、家庭や仕事関係)を泰平に導いて天下萬民(周りの人々)を化成する(善き人間へと導く)のである。
 さて今日は骨折して以来、通院を控えていた歯医者さんに行き、帰りにかかりつけの内科に寄った。昼前に帰宅してKindleから出版する予定の易経の新作に取り組み始めた。