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易占徒然日記 45

・七月二十六日金曜日
 昨夜も比較的涼しくよく眠れたが、四時半起床と寝坊した。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ震為雷☳☳初爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○震は亨る。震來るとき虩虩たり。笑言啞啞たり。震、百里を驚かせども、匕鬯を喪はず。
▼震は緩みや乱れが見え始めた社会(仕事や生活)を引き締めて新しい時代を定着させる時(震は亨る)。古い時代にはなかった厳しい社会制度(仕事や生活の仕組み等)を取り入れると国民(家族)は懼れおののき怯えるが(震來るとき虩虩たり)、古いやり方を見直し、怠惰を改め、身を修めるようになるので、結果的には 「よかった。よかった」と談笑する(笑言啞啞たり)。今の王さま(トップ=わたし)の威厳と貫禄が多くの国民(家族)を感化したのである。国家(これからの仕事や生活)は安泰である(震、百里を驚かせども、匕鬯を喪はず)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○初九。震來るとき虩虩たり。後に笑言啞啞たり。吉。
▼初九は震の成卦主・主人公(それゆえ彖辞と重複している)。新しい時代に入り、社会(仕事や生活)が緩み乱れが見え始めたら、王さま(トップ=わたし)が 決断して新しい時代に相応しい厳しい社会制度(明治初期の廃刀令、 廃藩置県、四民平等、徴兵令等)を取り入れる。国民(家族)は恐れ慎み自ら 反省し、正しい道を修めて人德を養い、厳しい社会制度に適切に対処する(震來るとき虩虩たり)。やがて厳しい社会制度(明治初期の廃刀令、廃藩置県、四民平等、徴兵令等)が定着して、人々は談笑して 和らぎ楽しみ国家泰平となる(後に笑言啞啞たり。吉)。
 さて今日は午前中、Webに毎日アップしている文章の作成と、YouTubeに毎日アップしている動画を作成した。午後からは山梨文化学園の易経講座を開講。6月骨折で入院したため休講となった講座の補講である。