八卦の性質と意味

易経(周易)を読み解く

 巽は「風」である。風は下から入り込んできて流通する。流通すれば様々な取引が始まる。取引からは利益が生ずるが、迷いも生ずる。風が素直に流通すれば柔順である。そ…

八卦の性質と意味

易経(周易)を読み解く

【離(☲)】  離は「火」である。火は真ん中が空洞である。真ん中が空洞だから虚心である。虚心は無我、無我は明德。明德は明智、明智は文明である。無我は明德に、明…

八卦の性質と意味

易経(周易)を読み解く

【乾(☰)】  宇宙の根源的エネルギーである。万物は全てこのエネルギーによって存在している。それゆえ「乾(☰)」は永遠である。広大である。剛強である。無限であ…

周易(易経)とは何か

易経(周易)を読み解く

 六十四卦を読み解く前に、まずは、「周易(易経)とは何か」をわたしなりに説明したい。すでに出版した「周易(易経)を読み解く 六十四卦・文言伝」には、「周易を完…

周易(易経)詳解

易経(周易)を読み解く

 令和四年四月吉日、Kindleから「周易(易経)を読み解く 六十四卦・文言伝」を出版した。周易(易経)の根幹である六(ろく)十(じゆう)四(し)卦(か)と六…

四季と易経 その七十九

四季と易経(二十四節気と陰陽消長卦)

鱖魚群(さけのうおむらがる)(七十二候の六十三候・大雪(たいせつ)の末候) 【新暦十二月十七日ころから二十一日ころまで】 意味は「鮭が群がり川を上る(絵で楽し…

四季と易経 その七十八

四季と易経(二十四節気と陰陽消長卦)

熊蟄穴(くまあなにこもる)(七十二候の六十二候・大雪(たいせつ)の次候) 【新暦十二月十二日ころから十六日ころまで】 意味は「熊が穴に入って冬ごもりする(絵で…

四季と易経 その七十七

四季と易経(二十四節気と陰陽消長卦)

大雪(たいせつ)(二十四節氣の二十一節氣) 【新暦十二月七日ころから二十一日ころまで】 「小雪(しようせつ)」の次の二十四節氣は「大雪(たいせつ)」である。 …

四季と易経 その七十六

四季と易経(二十四節気と陰陽消長卦)

橘始開(たちばなはじめてきなり)(七十二候の六十候・小雪(しようせつ)の末候) 【新暦十二月二日ころから六日ころまで】 意味は「橘(たちばな)の実が黄色く色づ…