・七月二十三日 水曜日 十九.地澤臨☷☱上六
四時一寸過ぎに起床。寝坊してしまった。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参議院選挙後の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「参議院選挙後の参政党の課題」を占筮したところ地澤臨☷☱上六が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○臨は、元(おおい)に亨(とお)る。貞(ただ)しきに利し。八月に至りて、凶有り。
臨は上(上卦坤☷)が下(下卦兌☱)に臨(のぞ)む時。権威を有する上の者が下の者に和らぎ悦び(下卦兌)柔順(上卦坤)に臨むから、何事もすらすら通る。正しい道(初九・九二を抜擢して任せる)を固く守るがよい。陽剛君子の勢いが盛んに伸びて、やがて天下泰平(二地天泰)となるが、泰平を極めれば、小(しよう)人(じん)の勢いが増長(三澤天夬→四乾為天→五天風姤→六天山遯→七天地否→八風地觀と陰陽消長)することを踏まえて無理をしてはならない。
マロンだニャン。昨日「参政党の進む道」を占って坎為水☵☵六三という最悪の卦が出たが、今日「参政党の課題」を占って地澤臨☷☱上六という善い卦が出たニャン。これは何を意味しているのかニャン。卦辞・彖辞に「権威を有する上の者が下の者に和らぎ悦び(下卦兌)柔順(上卦坤)に臨むから、何事もすらすら通る」とある。「権威を有する上の者」とは神谷代表のことだニャン。「下の者」とは今回の参議院選挙に当選した議員のことに違いないニャン。すなわち、神谷代表が今回当選した議員に厳しい中にも和らぎ柔順に教え導くから何事もすらすら通る(当選した議員が成長する)に違いない。だが、「八月に至りて、凶有り」とあるので、慎みの心を忘れて増長する議員が現れれば、今年の八月、または八ヶ月後(来年の三月)に何かが起こって参政党が貶められたり窮地に陥ったりする可能性がある。人気が上がっても慎みの心を忘れてはならないニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、澤(さわ)の上に地(ち)有るは臨なり。君子以(もつ)て教え思うこと窮(きわ)まり无(な)く、民(たみ)を容(い)れ保(やす)んずること疆(かぎ)り无(な)し。
澤(兌)の上に大地(坤)が在る。地下水(大地・坤の下の澤・兌)が涸(か)れないように、民(たみ)を教え導き、思いやること窮(きわ)まりなく、民を包容して安んずること限りない。
☆人気を得られる時。謹慎して盛運が崩れないように熟慮し、鄭重に進めば吉の道を歩むことができる。自分の方向性を定めて誠の心と篤実さを貫けば何事もすらすら通じて成就する。
みかんだニャン。大象伝に「民(たみ)を教え導き、思いやること窮(きわ)まりなく、民を包容して安んずること限りない」とある。「民」とは神谷代表にとっては新人議員、参政党にとっては党員や日本国民のことだニャン。神谷代表は新人議員や党員を、参政党は日本国民を教え導き、思いやり、包容して心安らかに導くことが求められるニャン。また、高島嘉右衛門の占断には「誠の心と篤実さを貫けば何事もすらすら通じて成就する」とあるから、神谷代表を始めとする議員や党員の方々がその活動において「誠の心と篤実さを貫けば何事もすらすら通じて成就する」に違いないニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第六段階の「小さな物語」民(たみ)を思いやること窮(きわ)まりない
○上六。敦(とん)臨(りん)す。吉。咎无し。
老師の貴方は臨(上卦坤)の極点に居る。トップの德風に包まれて下々に篤(とく)実(じつ)に臨(のぞ)み、民(たみ)を思いやること窮(きわ)まりなく、民を包容して安んずること限りない。それゆえ、何事も宜しくして、咎められるようなことは何もない。
☆トップ(リーダー)の相談役として至誠の心で事業を成し遂げる。志半ばで終わったとしても必ずその事業を受け継ぐ者があって、遂には成就する。
上六は「民(たみ)を思いやること窮(きわ)まりない」時である。爻辞には「民(たみ)を思いやること窮(きわ)まりなく、民を包容して安んずること限りない」とある。参政党が国民に向かい合う姿勢である。高島嘉右衛門の占断には「至誠の心で事業を成し遂げる。志半ばで終わったとしても必ずその事業を受け継ぐ者があって、遂には成就する」とある。参政党が様々な課題を乗り越え国民の大きな支持を得て政治の中心に躍り出ることが期待できる。
