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自滅する日本の占筮日記2

・十二月二日月曜日
 三時に起床。今日も混乱が治まらず自滅し続ける日本の政治。
 そんな中で自滅し続ける日本の本日の運勢を占筮したところ澤火革☱☲三爻が出た。
日本をなめるな!参政党がんばれ!
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○革は己の日乃ち孚あり。元に亨る、貞しきに利し。悔亡ぶ。
▼革は己の日。己は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の六番目、組織や社会の発展段階の半ばを過ぎている(戦後の日本社会は賞味期限が過ぎている)。すなわち、組織や社会を変革する時に近付いている。幾が至れば(自民党が崩壊すれば)、大きな変革を為し遂げる時である。変革の必要性は、組織や社会を運営している今の体制が綻び、今の体制が組織や社会を動かしていることの弊害が目につくようにならないと認識されない(そろそろ戦後日本の弊害に気がつき始めた日本人が増えてきている)。適切な時期(ここ数年のうち)に変革を断行するから民衆(組織や社会の構成員)に支持される。民衆に支持されるから大きな変革を為し遂げられるのである。正しい(適切な時期に変革を断行する)道を固く守れば、平常時なら後悔すべきことも、変革時なら許される。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九三。征けば凶。貞しけれども厲し。革言三たび就る。孚有り。  ▼九三(日本を救える唯一の政党である参政党)は剛健正位だが剛に過ぎる。強引に変革を行おうとすれば失敗して、不幸を招き寄せることになる。変革に大義があっても危険である。変革を実行する時が到来して、多くの人々が変革の必要性を認識し、一定の世論が形成され、変革の実行を求める声が何度も上がるように(参政党が一定の議席数を国会で得てその主張が一定の人々に支持されるように)なれば、民衆(組織や社会の構成員)を味方に付けて変革を成し遂げることができる。このようにして変革を為し遂げることができれば、大いに民衆(組織や社会の構成員)から信服される。
 一方「善く易を為むる者は占わず」の言葉に従って自滅し続ける日本社会を予測する。本日は、天地否の五爻の爻辞を読み取ってみる。
○九五。否を休む。大人は吉。其れ亡びなん、其れ亡びなん、苞桑に繫がる。
▼九五(本来は総理大臣)は剛健中正で尊位に居り、九四(本来は閣僚など総理のブレーン)に啓蒙されて暗君から君子に転じた(残念ながら今の日本には当て嵌まらない)。世の中が乱れ崩壊に向っていく否の時を一時止めて(止まらないで崩壊が加速している)、泰平の世を開く(ことができない)。九五が君子から大人に成長すれば時を得て、功を成すことができる。君子から再び小人に落ちぶれれば(元々小人である今の総理大臣や閣僚には)泰平の世を開くことはできない。否の時は終わったのではない(まだまだ衰運の半ばである)。だから、泰平の世に安んじてはならない(泰平の世にならないから安んじられない)。常に「油断すると滅びるぞ、油断すると滅びるぞ」と戒慎し、堅固な桑の根にしっかり繋ぎ止めるように、泰平の世を維持する努力を続けて行かなければならない(油断しっぱなしで滅びに向かってまっしぐらである)。そもそも、九五が大人でなければ(現在の総理と閣僚には)否の時を止めることなどできないのである。
 以上が易経から読み取れる令和六年の日本社会の姿である。