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自滅する日本の占筮日記3

・十二月三日火曜日
 四時に起床。今日も混乱が治まらず自滅し続ける日本の政治。
 そんな中で本日の日本の運勢を占筮したところ風山漸☴☶五爻が出た。
日本をなめるな!参政党がんばれ!
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○漸は、女歸ぎて吉。貞しきに利し。
▼漸は漸次に(少しずつ)進んで行く(日本の政治はこれから少しずつ善くなっていく)時である。どっしりと止まっている山(艮=揺るぎない日本の歴史)の地中に、樹木(巽=日本人)がしっかりと根を張って風が吹いても揺るぐことなく、すっくと聳え立っている。内外の環境に巽順に適合して着実に成長するのである。漸は少男(艮=若い男)が長女(巽=母親)に謙って、礼の順序に従って求婚し、長女が応じてお嫁に行く(母子がしっかり結ばれる)ように、漸次に(少しずつ)着実に前進する。それゆえ幸運を招き寄せる。正しい(少しずつ進んで行く)道を固く守って漸進する(少しずつ進む)ことが肝要である。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九五。鴻、陵に漸む。婦三歳まで孕まず。終に之に勝つ莫し。吉。
▼大きな雁(鴻・九五の天子・トップ=今上陛下)が地上で最も高い丘に漸次に(少しずつ)進んで来た。九五は六二の賢臣(善良な国民)を抜擢し、漸の道を完成させようとするが、権力低下を恐れる六四の大臣(側近=国賊石破政権)と六四に取り入り出世を謀る現場の長九三(お馬鹿な政治家)が共謀して、九五が六二を抜擢することを阻む。そのため暫くの間、九五と六二が協力して漸の道を完成させることができない。このことを「婦三歳まで孕まず」と例えたのである。婦とは六二の賢臣、三歳まで孕まずとは、九五と六二は暫くの間は遇えないので子供が出来ないということである。しかし最後は正が邪に勝つ。六四と九三の妨害はいつまでも続かず、終には九五の天子(トップ)が賢臣六二を抜擢任用する。世の中は泰平に治まり、漸の道が完成する。
 一方「善く易を為むる者は占わず」の言葉に従って自滅し続ける日本社会を予測する。本日は、天地否の五爻の之卦「火地晋」の卦辞彖辞をを読み取ってみる。
○晉は、康侯用て馬を錫ること藩庶なり。晝日に三たび接す。
▼晉は日(離)が地(坤)上に出て、明智・明德(離)で大地(坤)を照らし、大地(坤)はその光と熱を(離)を柔順に受け容れ萬物が生成する時である。明德の天子(六五のトップ=今上陛下)の下、諸侯(六三=少数の善良なリーダー)が柔順に国を治めるので、天子が馬を諸侯に賜り(或いは諸侯が馬を天子に献上して)、諸侯は一日三回も天子を礼拝または天子に拝謁するほどまでに出世して、治国平天下を実現する。