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日本をなめるな!易占日記56

・十一月三十日土曜日
 四時一寸過ぎに起床と今日も寝坊した。いかんいかん。今日も混乱が治まらない日本の政治。そんな中で日本の運勢を占筮したところ雷火豊☳☲三爻が出た。
日本をなめるな!参政党がんばれ!
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○豐は亨る。王、之に假る。憂ふる勿れ。日の中するに宜し。
▼豐は盛運(吉運=戦後の日本経済)の極みである。明らかな智慧(下卦離)で世の中の状況や情勢を見極めて、雷光が轟き渡るように動いている(上卦震)。それゆえ、何事も盛んに伸びて国や社会は(一時的に)豊かになる。権威と権力を兼ね備えた天子(トップ=高度成長期の政治家)が到達する豊かさの極みである。盛者必衰の理を過度に心配することはない。中天に輝く太陽になったつもりで萬民を遍く照らすことが肝要である。だが、盛運(吉運=経済的な繁栄)は衰運(凶運=経済的衰退と国家滅亡)に向かって行くことを覚悟しておくべきである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九三。其沛を豐にす。日の中するに沬を見る。其右肱を折る。咎无し。
▼九三(健全な日本国民)は剛健正位で明智を備え才能と道德に秀でているが、応ずる相手(上六=既存の政治家)が暗愚なので、力を発揮することができない。沼沢地帯に雑草灌木が生い茂り太陽の光を遮り蔽って、昼間なのに真っ暗闇となり北斗七星よりも小さい星まで見えるほどだ。六二の蔀による真っ暗闇よりもさらに真っ暗な状態になってしまった。暗愚な相談役上六と暗君六五(自公政権)が賢臣(九三・六二)の諫言に耳を傾けないので、暗黒の世の中になってしまったことを例えているのである。賢人九三(健全な日本国民)はこの閉塞状態を何とかしようと努力するが、右腕の肱を骨折したようにどうすることもできない。やむを得ないことなので、誰も九三を咎めることはできない。

毎日少しずつ覚える 古事記手帳 令和七年版 – 1