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易占徒然日記 56

・八月六日火曜日
 三時半時に起床。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ火天大有☲☰四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○大有は、元に亨る。
▼大有は乾(天)の上に離(火・太陽・無我の天子)が在り、天上に太陽が燦々と輝き普く天下万民を(易経の教えの)慈しみの光で照らす時である。一陰の六五(無我の天子・指導者・リーダー=易経の教え)が君位に在り、五陽の賢人(臣民・臣民・万民=あらゆる人)が帰服するので、何事もすらすら通り、幾久しく安泰の時が続く。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。其の彭なるに匪ず。咎无し。
▼剛健で控え目(陽爻陰位)な九四(わたし)は、大有(易経の教え)が盛大な時に中り六五の天子(易経の権威)に寵遇されて、富貴と威権を一身に集めて(易経の教えを学んで)いる。柔順(陰爻陽位)な六五を凌ぐ勢いがありながら、常に謙譲して驕り高ぶるところが一切ない。それゆえ、咎められることはない。
 さて今日は何も予定が入っていなかったので、受注があったネットショップの商品を準備して近所のポストに投函した。まだ杖が必要だが、歩いて行けるようになった。その後は、終日「みんなの易経」を執筆した。六番目の天水訟の途中まで書き上げた。この調子だと今月中に出版するのは難しいので、九月下旬頃の出版になると思われる。