毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

しらす神々 その六

やり過ぎた「すさ」の神

天上から降りてきた「すさ」の神は、さっそく「萬物が幸せに暮らせる楽園」を創るための取り組みを始めたが、あまりにも無計画で拙速だったため、「萬物が幸せになれない社会」になりつつあった。
その様子を「あま」の神は天上からやさしく、そして寛容に見守っていたが、「すさ」の神は暴走して、「萬物が幸せになれない社会」は益々混乱し取り返しがつかない状況になりつつあった。
それでも「すさ」の神の暴走は止まらず、ますます過激になって、ついに被害者が出た。
「すさ」の神の暴走に巻き込まれた織物の神が、「すさ」の神の命令で疾走してきた馬に蹴飛ばされて亡くなってしまったのである。
いくら、やさしく寛容な「あま」の神でも、死者が出た以上、このまま黙って見守っているわけにはいかなくなった。
そこで、暴走する「すさ」の神の頭を冷やすために、天上から地球に降りてきて、自分の身を大きな岩屋の陰に隠し、戸を閉めてしまった。以下省略。