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易経(周易)を読み解く 三四(水地比 初二三)

2021年11月22日

初六 ‥―‥ ‥‥‥ (水地比) 之卦 三水雷屯

初六。有孚比之。无咎。有孚盈缶。終來有它吉。
○初六。孚(まこと)有りて之(これ)に比す。咎无し。孚有りて缶(ほとぎ)に盈(み)つ。終(つい)に來(きた)りて它(た)の吉有り。
 初六は誠実さに満ち溢れている。だから多くの人々と親しむことができる。それゆえ過失を免れる。初六の真(ま)心(ごころ)は質素な器に酒が溢れ出るように温かい。
 やがて、応爻六四を仲介して九五の天子(トップ)がやって来る。初六は天子(トップ)からご褒(ほう)美(び)を賜(たまわ)る(トップと親しい関係になる)。この上なく有り難いことである。
象曰、比之初六、有它吉也。
○象に曰く、比の初六は、它(た)の吉有る也。
 小象伝は次のように言っている。初六は誠実さに満ち溢れて多くの人々と親しむことができる。だから、直接縁故のない天子(トップ)がわざわざ初六のところにやって来る。初六は天子(トップ)から、直接ご褒(ほう)美(び)を賜(たまわ)る(トップと親しい関係になる)。初六の誠実さが至上の幸運を招き寄せたのである。

【以下、高島易断から占いとしての見立てを引用】
〇発憤する心が芽生えて、知らない土地に出かけて行く。知っている人はいないが、至誠の心で勉強する。周りの人から信用されて、大きな幸福を得る。人を愛し、敬することを肝要とし、親切にして、苦労が報われなくても愚痴を言わず、人のために尽くす。多くの人から愛されて、生涯の立身出世と幸福の土台を築くことができる。
○万事心配しなくて宜しい。予兆なく(急に)吉運を招く。
○ある事が充実していれば、他の事も吉運を招く。

以下省略。次の書籍をご覧ください。