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令和四年を予測する 令和三年冬至占 日本の経済 二

 水地比全体を俯瞰すると、五~六月(三爻が当て嵌まる)と十一~十二月(上爻)に政局となると読み解くことができる。「後(おく)るる夫(ふ)は凶」の状態が早く訪れれば五~六月、遅くなれば十一~十二月に政局となる可能性がある。すなわち、経済失政が影響して岸田政権はその座を追われることになるかもしれない。
 さらに、錯卦の水地比ではなく、本卦の火天大有で見立てた場合、火天大有は帰魂の卦(寿命を占って気魂の卦が出ると上爻の時に寿命が尽きる時)なので、今年、日本経済は瀕死の状態に陥ると予測することもできる。すなわち、表面的には善人を装っていい顔をしている岸田総理率いる岸田政権は、その裏の顔である水地比上爻(中国共産党や外務省)の影響を受けた経済政策によって、日本経済は失速して不況に陥り、終には瀕死の状態に陥る。緊縮財政では内需を拡大することはできない。デフレ下の輸入インフレで国民の生活はますます苦しくなり、その上、増税が決まれば、日本経済は二度と立ち上がれないほどの瀕死の状態に追い込まれる。
 さらに、錯卦の水地比の互卦(日本国と云う容れ物を外して、日本経済の実情を掘り下げる)は山地剝となる。
 山地剝の卦辞・彖辞には「剝は往く攸(ところ)有るに利(よろ)しからず。剝は陰気が増長して盛んになり陽気を押し出す(一陽五陰の)時。下から漸次長じてきた陰氣が浸食する力に山が剝ぎ落とされて平地になる(下流・中流・上流の一部が皆、腐敗・堕落してしまい、極めて少数の上流階級の人だけが道を守っている)ように、君子(陽爻)が小人(陰爻)に(一陽五陰まで)追い詰められてしまった。人事に当て嵌めた場合、このような陰陽消長の流れの中で、君子(極めて少数の上流階級の人や人格者)は積極的に行動してはならない(積極的に行動すればあっという間に追い詰められる)。陰氣が浸食する時勢に順い止(とど)まって、様子を窺(うかが)うべきである。」とある。
 「下流・中流・上流の一部が皆、腐敗・堕落してしまい、極めて少数の上流階級の人だけが道を守っている」の「下流・中流・上流の一部が皆、腐敗・堕落して」とは、今の日本国の姿である。下流とは庶民、中流とは経済界や学界等あらゆる業界、上流とは政治家や官僚のことである。すなわち、堕落した日本国家の姿を表している。「極めて少数の上流階級の人だけが道を守っている」とは、皇室のことである。堕落した日本の中で唯一本来の道を守っているのは皇室だけである。皇室を大切にしなければならない。けれども「上流階級の人」とは、山地剝の上爻であり、山地剝の上爻には「六四。牀(しよう)を剝(はく)するに膚(はだえ)を以てす。凶。六四は牀(しよう)の脚を剝(はく)落(らく)し尽くして牀の上に居る上九に迫り(人が載っている寝台の脚の下から脚の上、そして、寝台そのものに被害が及び、今や寝台の上にまで及んでいる)君子・上九の皮膚を剝落する段階に至った。もはや禍(わざわい)(君子が小人に剝落されること)を回避できない。終には全てが崩壊(君子が小人に剝落されて組織が瓦解)する。」とある。
 岸田政権による経済失政により、堕落した日本国民が追い詰められて、終には皇室をも窮する事態に至るかもしれない。