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易経(周易)を読み解く 百七二(雷澤帰妹 四五上)

2021年12月20日

九四 ‥‥― ‥―― (雷沢帰妹) 之卦 十九地澤臨

九四。歸妹愆期。遲歸有時。
○九四。妹を歸(とつ)がするに期(き)を愆(す)ぐ。歸(とつ)ぐを遲(ま)つこと時有り。
 九四は魅力的で高(こう)貴(き)な女性(能力が高い求職者)だが、お付き合いしている(求職している)相手(初九)との相性が悪く(陽爻同士)、魅力的で高貴である(能力が高い)がために釣り合いのとれる相手(就職先)が少なく、これまで、良(りよう)縁(えん)に恵まれなかったので、気が付いたら婚(こん)期(き)が過ぎてしまった(正社員としてキャリアを積み上げることができなかった)。そこで今は、自分に相応しい相手(就職先)が現れるのをじっと待っているのである。
象曰、愆期之志、有待而行也。
○象に曰く、期(き)を愆(す)ぐるの志は、待つ有(あ)りて行く也(なり)。
 小象伝は次のように言っている。気が付いたら婚期が過ぎてしまった(正社員としてキャリアを積み上げることができなかった)九四が抱いている志は、「自分に相応しい結婚相手(就職先)が現れるまで待って結婚(正社員として勤務する)する」ことである。九四は魅力的で高貴な女性(能力が高い求職者)なので、やがて相応しい相手(就職先)が現れるであろう。

【以下、高島易断から占いとしての見立てを引用】
〇高邁な志を抱いている賢人だが活躍する場がない。幸運の女神の前髪を掴むことができない。
○小さな事には運氣を捉えることができないが、それが幸いして想定外の幸運を招き寄せることがある。焦らずに努力すれば報われる。
○賢い女性が軽々しく人に従わず、自分の理想を追求する時である。
○女性が流行を追わず正道を真っ直ぐ進み、時運の到来を待っている。
○今(今年)は結果が出ないが、将来(来年)は必ず結果が出ると信じて、事業に取り組むべきである。
○土が口を塞ぐ時、すなわち、死者と関係がある時。

以下省略。次の書籍をご覧ください。