明治十九年出版 高島易断 現代語訳(一部掲載)
九四。或躍在淵。无咎。○九(きゆう)四(し)。或(ある)いは躍(おど)りて淵(ふち)に在(あ)り。咎(とが)无(な)し。或躍在淵、進无咎也。○或(ある)いは躍…
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【占例】松方大蔵大臣に謁見し明治十六年豊作か凶作かを占う松方大蔵大臣に謁見した。大臣がおっしゃった。今年は春が来ても雪が深く寒い日が続いている。わたしは密かに…
【占】優れた見識を具えた君子は業務に勉め励むので、その才徳(才能と人徳)が天下に現れて、多くの人々が帰服しようとしている時である。このように大事な時なので、あ…
九三。君子終日乾乾、夕惕若。厲无咎。○九(きゆう)三(さん)。君子終(しゆう)日(じつ)乾(けん)乾(けん)し、夕べに惕(てき)若(じやく)たり。厲(あやう)…
三爻辞まさに乾の徳が人の道を高く貫き心は謙遜している。「君子終(しゆう)日(じつ)乾(けん)乾(けん)し、夕べに惕(てき)若(じやく)」の象(かたち)である。…
わたしも明治の創成期に生きている人間である。それなのに自分自身が安寧で守られることだけを図り財産を貯えることだけを考えてきた。もし、このまま人生を終えるとする…
【占】大きな智恵(明智)と人徳(明徳)を具えているので名前が世の中に知れ渡り多くの人々が徳化され思いやりのある人々が世の中の多数となる。それゆえ積極的に官吏に…
九二。見龍在田、利見大人。○九(きゆう)二(じ)。見(けん)龍(りゆう)田(でん)に在り、大(たい)人(じん)を見るに利(よろ)し。見龍在田、德施普也。○見龍…
【占】貴方が大きな才徳を具えていても、今はその才徳を用いる時ではない。それゆえ隠れ潜んで時運が至るのを待つべきである。 【占例】一度の占いで二つの事柄の成否を…
※以下、爻辞・小象伝の解説(爻(こう)辞(じ)・小(しよう)象(しよう)伝(でん)・爻の物語と掘り下げて解説した文章)初九。潜龍。勿用。○初(しよ)九(きゆう…