易経 繋辞上伝を読み解く 第十二章 二

易経 繋辞伝(上下)を読み解く

乾坤其易之縕耶。乾坤成列。而易立乎其中矣。乾坤毀則无以見易。易不可見。則乾坤或幾乎息矣。○乾坤は其れ易の縕(うん)か。乾坤、列を成して、易、其中に立つ。乾坤毀…

易経 繋辞上伝を読み解く 第十二章 一

易経 繋辞伝(上下)を読み解く

易曰。自天祐之。吉无不利。子曰。祐者助也。天之所助者順也。人之所助者信也。履信思乎順。又以尚賢也。是以自天祐之。吉无不利也。○易に曰く、天より之を祐(たす)く…

易経 繋辞上伝を読み解く 第十一章 三

易経 繋辞伝(上下)を読み解く

是故。易有太極。是生兩儀。兩儀生四象。四象生八卦。八卦定吉凶。吉凶生大業。○是(こ)の故に、易に太極有り、是れ兩(りよう)儀(ぎ)を生ず。兩儀、四(し)象(し…

易経 繋辞上伝を読み解く 第十一章 二

易経 繋辞伝(上下)を読み解く

是以明于天之道。而察于民之故。是興神物。以前民用。聖人以此斎戒。以神明其徳夫。○是(ここ)を以て、天の道に明らかにして、民の故(こと)に察(あきら)かなり。是…

火(ほ)照(でりの)命(みこと)(海幸彦)の服従 二

陰陽古事記伝(古事記と易経)

〇通釈(超釈はない) 海の国で海神様の娘の豐(とよ)玉(たま)毘(び)賣(め)と幸せに暮らしていた山幸彦であるが、ある日突然、釣り針のことを思い出して、大きな…

海神の宮訪問 二

陰陽古事記伝(古事記と易経)

〇通釈(超釈はない) 以上のような経緯で、弟の山幸彦が兄の釣り針をなくしてしまったことを心から反省して、海辺で泣き憂えていた時に、海の潮の流れを司る塩(しお)…

海神の宮訪問 一

陰陽古事記伝(古事記と易経)

【書き下し文】是(ここ)に其(そ)の弟(おと)、泣き患(うれ)えて海(うみ)邊(べ)に居(お)りし時に、鹽(しほ)椎(つち)の神、來(き)たりて問いて曰(い)…