・六月十四日土曜日 六十二.雷山小過☳☶九四
三時に起床。昨日はマロンちゃんとみかんちゃんから「ご主人さまは一党員として黒子に徹し柔よく剛を制するように参政党のために尽くすべきだニャン」との言葉を頂いたが、概ねそれに順ったので素晴らしい一日を過ごすことができた。
当初来県する予定だった神谷さんは東京都議会選挙の応援のため急遽取りやめとなり、代わりに鈴木あつし代議士と寺西かずひろ国政改革委員が来県、神谷さんがいなくても素晴らしい街頭演説とタウンミーティングだった。参政党が底力を付けてきたことがわかり、大変うれしかった。
さて今日もわが家の猫ちゃん占い師マロンちゃんが卦を担当し、みかんちゃんが爻を担当してご主人さま(わたし)の運勢を占筮したところ雷山小過☳☶九四が出た。
猫ちゃん占い師はご主人さま(わたし)の一日を次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように占断した。
○小(しよう)過(か)は亨る。貞しきに利し。小事に可なり。大事に可ならず。飛(ひ)鳥(ちよう)、之が音(ね)を遺(のこ)す。上(のぼ)るに宜しからず、下るに宜し。大吉。
小(しよう)過(か)は小(陰)が少し過ぎる(小さいものが過ぎる、小さいことが過ぎる、少しく過ぎる、以上「公田連太郎述 易経講話四」)ことが妥当な場合は、物事がうまく進んで行く時。小(陰)が少し過ぎることは、本来善いことではないので、自らの過ぎたる所を知って程よい所に戻り、正しい道(道德)を固く守ることが求められる。小過の時は、小(陰)が小さく行き過ぎることなら許されることがあるが大きく行き過ぎることは許されない。また、小さな事なら成し遂げられるが、大きな事は成し遂げられない。小過は飛ぶ鳥の形(真ん中の陽爻が身体、上下の陰爻が翼)である。鳴き声が耳に残る所までは行ってもよいが、鳴き声が聞こえなくなる所まで行き過ぎてはならない。どこまでも高く飛翔しようなどと図に乗ってはいけない。ほどほどの所で下に降りてくることが肝要である。上を目指して傲(ごう)岸(がん)不(ふ)遜(そん)になってはならない。下に謙って、謙遜謙譲して控え目にすべきである。以上のようであれば、大きな幸運を招き寄せる。
マロンだニャン。
今日のご主人さまの予定は午前中一寸用事で出掛けるが、その後はフリーなので執筆活動に中てる予定だニャン。さて雷山小過は「下に謙って、謙遜謙譲して控え目にすべき」時なので、今日一日あらゆる事に感謝して慎んで過ごすことが求められるニャン。
みかんちゃんが爻辞を解釈して次のように占断した。
○九四。咎无し。過ぎず、之に遇ふ。往けば厲し。必ず戒めよ。用ふる勿れ。永く貞なれ。
貴方は剛健だが事に及ばない性格なので咎を免れる。陰の勢力が強く陽の勢力が及ばない小過の時に、六五のトップと程よく折り合い相親しんでいる。陰の勢力(六五のトップと部下の初六)を討ち滅ぼそうとして事を起こせば命が危ない。自らを戒めて行動を慎むことが肝要である。陰の勢力を討ち滅ぼそうとして、剛健の才德を用いてはならない。幾久しく正しい道(「上るに宜しからず、下るに宜し(卦辞・彖辞)」)を固く守ることが肝要である。
みかんだニャン。雷山小過はあまり善くない(物事が上手くいかない)時だが、「事に及ばない性格なので咎を免れる」とあるので、マロンちゃんが占断しているように「今日一日あらゆる事に感謝して慎んで過ごすこと」が寛容だニャン。
