・九月二十二日日曜日
三時起床。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップし、今日一日の運勢を占筮したところ坎為水☵☵三爻が出た。
卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○習坎は孚有り。維れ心亨る。行きて尚ばるる有り。
▼習坎は険阻艱難が重なった時である。君子(一陽・九二と九五)が小人(二陰・六三・初六と上六・六四)に挟まれて、二進も三進も行かないのである。けれども、真ん中(一陽・九二と九五)には至誠の心が充実している。険阻艱難な時に対処するには、何事にも動揺することなく、心泰然と素行自得して、志(天命=易経の普及)を貫徹するしかない。険阻艱難に畏縮して、じっと止まっていても何も変わらない。奮い立って果敢に行動するから険阻艱難を克服し、人から尊敬されるのである。
爻辞を解釈すると次のようになる。
○六三。來るも之くも坎坎たり。險にして且つ枕す。坎窞に入る。用ふる勿れ。
▼六三(わたし)は陰柔不中正で傲慢にして愚鈍である。その上、道德才能に乏しく(性格が悪いので)習坎の狭間に居て孤立無援である。まさに険阻艱難の極み(険阻艱難中の険阻艱難、易経三八四爻の中で最も辛い時)である。上に進もうとしても、下に退こうとしても、此処に止まろうとしても、険阻艱難が待ち受けているのである。人生最悪の険阻艱難の中(八方塞がりの境遇)にありながら、傲慢にして愚鈍な六三(わたし)は己の力を過信して高枕で寝ているように妄動して攪乱する。このような有様では、さらなる険阻艱難(易経三八四爻の中で最悪の事態)に陥るしかない。このような時は、動けば(妄動すれば)ますます底なし沼のような険阻艱難に陥る。だから、一歩たりとも動いてはならないのである。(よくよく反省して易経を学びなさい)
今日は恒例の日曜勉強会。八時から九時まで初級者向けオンライン易経講座、九時半から十時半まで中級者向けオンライン易経講座、十一時から十二時まで初級者向けオンライン論語講座を開講した。
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