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易占徒然日記 66

・八月十六日金曜日
 四時半一寸前に起床した。やや寝坊である。早速YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ離為火☲☲初爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○離は貞しきに利し。亨る。牝牛を畜えば吉。
▼離は天地人の道(易経の教え)の正しきに麗きて(人間社会に当て嵌めれば大人・君子は要職に就くべきだが小人は要職に就くべきではない)(易経に書いてある)明智・明德を用いて世を治める時である。常に堅固に正しき道に麗きて明智・明德を用いるが宜しい。そうであれば、何事もすらっと通る。柔順な牝牛を養い育てるように、柔順に正しき天地人の道に麗き(大人・君子が要職に就い)て明智・明德で世を治めれば、幸運を招き寄せる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○初九。履むこと錯然たり。之を敬すれば咎无し。
▼初九は前世(先代の御代)の初め、夜が明けようと(一つの文明や一つの事業が始まろうと)している(易経の教えが始まった)時である。夜明け前なのでまだ暗く辺りの様子は判然としない。このような時は、進むことを控えて(易経を学び)慎重に行動することが望ましい。夜が明けようと(一つの文明や一つの事業が始まろうと)している時、初九は陽剛(陽爻陽位)なので進もう(早く易経を理解しよう)とする気持ちを抑えるべきである。比する六二(易経の先生)を敬って慎んで仕えれば、咎められるような過失は犯さない。
 さて今日は盆送りでお盆の期間お仏壇の前に飾った花や馬(きゅうり)や牛(なす)、お供物等を新聞紙に包んで六時過ぎに家を出て地区の回収場所に届けた。昔は盆舟に乗せ明かりを灯して川に流していたが、今は環境に配慮して地区で回収している。いつもは自転車で行っていたのだが、まだ杖がないと歩けない状態で、当然自転車にも乗れないので、家内と一緒に車で行き近くにあるコンビニに駐め、家内はコンビニで買い物、わたしは回収場所に新聞紙に包んだお供物等を届け、その足でコンビニに寄って朝食のサンドイッチを購入した。六時半には帰宅して、いつものように掃除をしてからサンドイッチを頂いた。今日は特に予定がなかったので終日「みんなの易経」を執筆した。