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易占徒然日記 63

・八月十三日火曜日
 四時に起床。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップして、今日一日の運勢を占筮したところ火澤睽☲☱五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○睽は、小事は吉。
▼睽はお互いに背き合う時である。上卦離(火=易経の教え)は上進(火は上に向かう)して、下卦兌(沢=易経を学ぶわたし)は下進(沢の水は下に向かう)する。お互いの意志が正反対を向いているので、和合することなくお互い背中を向けて反目する(易経の理解が進まない)のである。以上のような時だから、大きな事業に取り組んではならない。しかし、明智明德(上卦離)を具えており、悦ぶ(下卦兌)卦德があるので、小さな事業(「みんなの易経」の執筆を続けること)なら為し遂げることができる。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六五。悔亡ぶ。厥宗、膚を噬む。往きて何の咎あらん。
▼六五の天子(トップ=易経の教え)は賢臣九二(わたし)と正応の関係だが、お互いに背き合う睽の時なので周りに邪魔されて、直ぐに親しむことができない(わたしの易経への理解が進まない)。志がねじ曲がった九四の大臣(側近)が邪魔して、公の席で九二と腹を割って話すことができない(わたしの易経の学びが進まない)のである。それゆえ後悔することが多いはずだが、天子(トップ)自らが率先して九二の賢臣と横町で会見し(易経の教えの素晴らしさにわたしが気付き)、柔らかい肉を噬むように九二と深く交わり和合するので、後悔することがなくなる。以上のようであるから、事(「みんなの易経」の執筆)を進めて何の問題があろうか。
 今日は骨折後三回目の通院。骨折以来二ヶ月一寸経過、手術以来二ヶ月経過したが、未だに杖なしでは歩けない状況である。病院側の手違いもあって帰宅したのは十四時近くになっていた。横になって一休みしていたら寝てしまい夕方になっていた。お盆の迎え火を焚いて入浴して今日は店終いとした。