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易経徒然日記 36

・七月十七日水曜日
 四時に起床。早速YouTubeに動画をFacebookに昨日の日記をアップした。それから今日一日の運勢を占筮したところ山雷頥☶☳三爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○頤は、貞にして吉。頤を覿、自ら口實を求む。
▼頤は上下二陽(実)が中に四陰(虚)を含んでいる。上卦艮は止まり下卦震は動く頤の形。頤は口から栄養を取り身体を養うので、自分の身心(栄養と人德)や民衆(仁德)を養う意味になる。自分の身心や民衆を養うには、正しい道(自分の身には栄養を、自分の心には人德を、民衆に対しては仁德を養うこと)を固く守るが宜しい。今、自分は何を養うべきかをよく観察して、先ずは自らを養うために努力する。午前中の易経講座、夕方からの易経講座と易経の学びを深めることが今日のテーマである。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○六四。顚に頤わる。吉。虎視眈眈たり。其の欲逐逐たり。咎无し。
▼六四(わたし)は陰柔正位で大臣(六五の側近)の地位に在る。本来、上の者が下の者に養われるのは逆さまであるが、大臣(六五の側近)の任務を全うすべく陽剛初九(易経講座の受講生)の補佐を得れば、大臣(六五の易経の教えの側近)としての役割を果たすことができる。大臣(六五の側近)として虎のような威厳を保ちつつ、猛からぬ態度で陽剛初九に接し、徐々に間断なく大臣(六五の側近)としての自らを養うべく、陽剛初九の補佐を得て大臣(六五の側近)としての職責を全うすれば、誰からも咎められることはない。今日一日、受講生にできるだけ分かり易く易経の面白さを伝えることがテーマである。
 九時から十時半までオンライン易経講座。この講座は北陸地方に居住している女性二人から依頼されて、今年の一月から始めた講座です。今日の講座で八番目の水地比の解説を終えた。二人とも熱心なのでやり甲斐のある講座である。
 その後、昨日病院で教わったリハビリに取り組む。昼食後一休みして、夜開催する易経講座の準備。現在六番目の天水訟について学んでいる。十七時半前に家を出て、二十時半頃帰宅する。遅めの夕食兼晩酌。今日はこれで店じまいとする。