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時の物語 周易六十四卦 校正 2

2024年3月23日

四.リーダーの資質を学ぶ時

 次は「リーダーの資質を学ぶ時」の物語。「あなた(わたし)」が人の上に立つ時がきたら「リーダーの資質を学ぶ時」である。人の上に立っている「あなた(わたし)」は「リーダーの資質を学ぶ時」を経験したはずだ。やがて人の上に立つ「あなた(わたし)」は早い段階で「リーダーの資質を学ぶ時」を経験すべきである。誰もが人の上に立つ時が来るのだから、常に「リーダーの資質を学ぶ時」を経験しておくことが理想である。誰にも「リーダーの資質を学ぶ時」がある。「リーダーの資質を学ばなければならない時」もある。
 「リーダーの資質を学ぶ時」の物語。主人公は「あなた(わたし)」である。

 わたしは父が創業した地方にある中小企業の二代目で今三十五歳。学校を出て東京に在る老舗の同業企業に十年ほど勤めて社会人としての経験を積んだ後、地元に戻り父の会社の製造担当として二年ほど経験を積んだ。あと十年ほど営業や総務の経験を積んでから父の下で専務を務め、五十歳のころに社長として事業を引き継ぐつもりでいた。以下省略。

五.ゆったり待てば結果が出る時

 次は「ゆったり待てば結果が出る時」の物語である。誰にでも「ゆったり待てば結果が出る時」がある。「あなた(わたし)」にも「ゆったり待ったから結果が出た時」があったはずだ。「ゆったり待てば結果が出るだろう」と思っているかもしれない。いつも「ゆったり待って結果を出している」人もいるだろう。急ぐと結果は出ないが、「ゆったり待てば結果が出る時」もある。「ゆったり待たなければ結果が出ない時」もある。
 「ゆったり待てば結果が出る時」の物語。主人公は「あなた(わたし)」である。

 主人公は「四.リーダーの資質を学ぶ時」に登場した先代が急死したので急遽菓子製造卸販売業を引き継いだ三十五歳の青年である。この青年の立場に立ち「わたし」と表現する。

 急死した父親から事業を引き継いだわたしは四十歳になった。経営者として自信も付いたので三人の若手経営者からの学びも卒業して、今は自分の考えで会社を切り盛りしている。今、わが社で力を入れているのは新商品の開発だ。わたしの代になってからはお客様の要望や従業員からの提案を取り入れて洋菓子に力を入れており。従業員や仕入れ先などの協力を得て時間をかけて開発した自信作が完成した。名付けて「魔のシュークリーム」である。以下省略。