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これ以上わかりやすくできない易経入門の解説(一部掲載)64

六十四.火水未済 ☲ ☵ 未完成だが伸びしろがある時

□未(び)濟(せい)は亨る。小(しよう)狐(こ)汔(ほとん)ど濟(わた)らんとし、其(その)尾(お)を濡(ぬ)らす。利しき攸(ところ)无(な)し。
 今は未完成だが、組織構成員が一致団結して完成の時に向かって行く。妄進してはならぬ。
◎象に曰く、火、水の上に在るは、未(び)濟(せい)なり。君子以て愼(つつし)みて物を辨(べん)じ方(ほう)に居(お)く。
 ☆組織構成員の性格や能力を把握・弁別して必要な所に必要な人を(適材適所)配置する。
○初六。其(その)尾(お)を濡らす。吝(りん)。
 ☆自分の力を過信し妄進して大失敗する。大いに恥をかく。妄進しなければ災難を免れる。
○九二。其(その)輪(わ)を曳(ひ)く。貞にして吉。
 ☆時が至らないので妄進しない。思慮と見識ある人が自制して時が至るのを待っている。
○六三。未(いま)だ濟(わた)らず。征(ゆ)くは凶。大川を渉るに利し。
 ☆未完成から完成の流れに至る大事な時。妄進すれば災難を招く。準備すれば大事も可。

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