目次
十月十五日 水曜日 五十.火風鼎☲☴九二
二時に起床。
今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが政治について占筮する。
マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
本日は「国民民主党と高市自民党との関係はどうなるか」を占筮したところ火風鼎☲☴九二が出た。
ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○鼎(てい)は元(げん)吉(きつ)、亨(とおる)る。
鼎(かなえ)(食物を煮炊きする器。上爻を鉉(つる)、五爻を耳、四三二爻を器、初爻を足とする)に食物を入れて煮炊きすれば、食物の性質は刷新して素晴らしい料理になるように、変革後の組織や社会の制度を刷新して(革を引き継ぎ)、より善い組織や社会の制度を構築するのが鼎の時である。明智・明徳具えた(上卦離☲)六五(トップ)と巽順(下卦巽☴)な賢い部下九二が力を合わせて、鼎で新しい料理を調理するように、君臣(上司と部下が)協力して、組織や社会の制度を刷新し、より善い組織や社会の制度を構築する。
マロンだニャン。火風鼎☲☴は「より善い組織や社会の制度を構築する」時。自公連立が解消された後、公明党が担っていた役割の一部を国民民主党が担っていくことを暗示しているニャン。卦辞・彖辞には「明智・明徳具えた(上卦離☲)六五(トップ)と巽順(下卦巽☴)な賢い部下九二が力を合わせて、鼎で新しい料理を調理する」とあるが、六五は高市総裁(のちの総理)、九二は玉木代表のことに違いないニャン。
みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、木の上に火有るは鼎(てい)なり。君子以て位を正し命(めい)を凝(な)す。
木(巽)の上に火(離)が有る。木を鼎の脚の火中に入れると盛んに燃えて鼎(かなえ)の中の食物を程よく煮炊する。立派な人は端正で安定している鼎の形に見習って、上下の位を正し(新しい組織や社会に適材適所の人事をして)、変革後の組織や社会の制度を刷新し、より善い組織や社会の制度を構築するという天命を成就する。
☆物事や制度が改まり、新しい形ができる時。苦労を経て、その後吉運を招き寄せる時。賢者の言葉に従い、上位の人の命令に従い重用される。その器量と才能・智恵で身を立て位を得て、福運を招き寄せる。
みかんだニャン。大象伝には「木を鼎の脚の火中に入れると盛んに燃えて鼎(かなえ)の中の食物を程よく煮炊する」とある。下卦巽の木(陰陽五行)を鼎の脚に入れると火が盛んに燃えて鼎の食材が煮炊きされる。下卦巽は玉木国民民主党、鼎の食材を高市自民党に当てはめると玉木国民民主党は高市自民党の政策を推し進める役割を果たす。高島嘉右衛門の占断には「苦労を経て、その後吉運を招き寄せる時」とある。自民党と国民民主党を合わせても過半数に満たない中で苦労はするがやがて吉運を招き寄せる。以上のことから国民民主党と自民党の関係は徐々に深まっていくと予測されるニャン。
わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第二段階の「小さな物語」変革によって乱れた秩序を一掃する
○九二。鼎、實(じつ)有り。我が仇(きゆう)、疾(やまい)有り。我に即く能はず。吉。
貴方は剛健にして中庸の德を具えた賢い人であり、六五(トップ)に仕えている。貴方の鼎(かなえ)(鼎の下の方)には神様や賢人を饗応するご馳走が沢山入っている。変革によって乱れた秩序を一掃して新しい秩序を打ち立てる段階に入った。一方で、旧来の制度習慣(穢いもの)に囚われた人(初六を旧来の残滓に例えている・変革による大きな変化を受け容れられない人々)が存在する。貴方は、そのような人に取り込まれる隙を一切与えず、新しい秩序(これまで用いたことのない食材を誂(あつら)える)を見事に打ち立てるので、幸運を招き寄せる。
☆剛毅で大事業を成し遂げる人物でも謹慎すべき時である。助けてくれる人が上位にいれば、やがて盛運を招き寄せる。
火風鼎☲☴九三は「変革によって乱れた秩序を一掃する」時。爻辞には「乱れた秩序を一掃して新しい秩序を打ち立てる段階に入った。一方で、旧来の制度習慣に囚われた人が存在する。貴方は、そのような人に取り込まれる隙を一切与えず、新しい秩序を見事に打ち立てる」とある。「旧来の制度習慣に囚われた人」とはピント外れの立憲民主党のことである。「貴方は、そのような人に取り込まれる隙を一切与えず、新しい秩序を見事に打ち立てる」の貴方は国民民主党である。高島嘉右衛門の占断には「助けてくれる人が上位にいれば、やがて盛運を招き寄せる」とある。「助けてくれる人」とは高市総裁(総理)である。以上のことから国民民主党と自民党の関係は今後徐々に深まっていく。
