毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

易経(周易)を読み解く 百二(澤山咸 初二三)

2021年12月6日

初六 ‥―― ―‥‥ (澤山咸)之卦 四九澤火革

初六。咸其拇。
○初六。其(そ)の拇(おやゆび)に咸(かん)ず。
 初六は陰柔不中正で最下に居る。正応九四に応じて動こうとするが、感ずる時の始めだから感じるところがまだ弱く、足の親指がむずむずするだけで動き出すには至らない。感じるところが強ければ、正応九四に応じて動くはずだが、感じるところが弱いので動かないのである。だから、何も起こらない。よって善悪吉凶の判断をしない。
象曰、咸其拇、志在外也。
○象に曰く、其(そ)の拇(おやゆび)に咸(かん)ずとは、志外(そと)に在(あ)る也。
 小象伝は次のように言っている。足の親指がむずむずするだけで動き出すには至らない。外卦の正応九四に応じて動こうとする志はあるが、感ずる時の始めだから感じるところがまだ弱く、足の親指がむずむずするだけで動き出すには至らないのである。

【以下、高島易断から占いとしての見立てを引用】
〇人と初めて接する時は言葉を慎しむべきである。人を感動させるのは初対面の時の印象が肝心である。真心から接すれば、相手もまた真心で応じてくれる。
○目上の人から引き立てられて、幸福を得られる時である。
○何事も真心と慎みの心を尽くして人と接するべし。

以下省略。次の書籍をご覧ください。