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易占徒然日記 97

・九月十六日月曜日
 五時過ぎに起床。大寝坊だ。YouTubeに易経の動画をFacebookに昨日の日記をアップし、今日一日の運勢を占筮したところ雷澤帰妹☳☱四爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○歸妹は、征けば凶。利しき攸无し。
▼帰妹は、女性がお嫁に行く(若者が社会に出て就職する=社会人が易経を学んで人生に活かす)時の道(それらは例えで、世の中自分の思った通りにならないこと)を説いている。卦象を見ると、上卦震の長男が動くので下卦兌の少女が悦ぶ時である。動くことを悦ぶことは、女として「はしたない」。女が男に媚び悦んで結婚を迫ったり、臣下(臣下(部下・若者)が君主(上司・就職先)に媚び諂って昇進や就職を望んだりすることは、人の道(道德)に反するので失敗するのである。媚び諂うことで善い結果になることは、絶対にあり得ない(ことを易経は教えてくれている)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九四。妹を歸がするに期を愆ぐ。歸ぐを遲つこと時有り。
▼九四は魅力的で高貴な女性(能力が高い求職者=エリート)だが、お付き合いしている(求職している)相手(初九)との相性が悪く(陽爻同士)、魅力的で高貴である(能力が高い)がために釣り合いのとれる相手(就職先)が少なく、これまで、良縁に恵まれなかったので、気が付いたら婚期が過ぎて(易経を学ぶ機会を失って)しまった(正社員としてキャリアを積み上げることができなかった)。そこで今は、自分に相応しい相手(就職先)が(分かり易く易経を教えてくれる先生が)現れるのをじっと待っているのである。
 今日の昼間は終日「みんなの易経」の執筆。夜は二十時から二十二時まで月曜日恒例の白倉塾(易経講座)。立憲民主党の代表選について、易占を経てそれぞれの意見を交わして勉強した。