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易占徒然日記 13

・六月二十四日月曜日
 退院後二日目、三時過ぎに起床。トイレに行くため何度か起きたものの割と眠れたようだ。娑婆での生活二日目となる。今日一日の運勢を占筮したところ、澤水困☱☵五爻が出た。
 卦辞・彖辞を解釈すると次のようになる。
○困は亨る。貞。大人は吉。咎无し。言ふ有れども信ぜられず。
▼何らかの困難が待ち構えている。澤から水が溢れているから、事務所で水(お茶・酒?)をひっくり返してしまうかもしれない。注意すべし。きちんとしていれば何とかなるだろう。九五は大人だから上手くいくに違いない。咎められることもないだろう(困は亨る。貞。大人は吉。咎无し)何かうまくいかないことがあっても愚痴をこぼしてはならない。男は黙って○○なのである(言ふ有れども信ぜられず)。
 爻辞を解釈すると次のようになる。
○九五。劓刖す。赤紱に困しむ。乃ち徐ろに説有り。用て祭祀するに利し。▼やっぱり何らかの困難に直面して苦しむことになる(劓刖す。赤紱に困しむ)。家内と協力して乗り切る(乃ち徐ろに説有り)。神仏のご加護を得るがよろしい(用て祭祀するに利し)。
 午前中、入院で滞っていたネットショップの仕事を片付けるために、家内と一緒に郵便局に行った。ネットショップは専門性が高く一人で運営しているため、入院中は何の対応もできなかった(勿論メールで発送が遅れる事情は説明したが・・・)のである。夜は恒例の白倉塾(易経講座)を開講した。先週一回の休講で済んだことに感謝である。