時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）54
五十三．漸進すれば幸を得る時 毎日一歩一歩前に進む。何事も少しずつ前進すれば、時間はかかるけれども、確実に成長して幸を得る。それが「漸進すれば幸を得るとき」…
時の物語
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）53
五十二．五(ご)蘊(おん)皆(かい)空(くう)と照(しよう)見(けん)する時 五(ご)蘊(うん)とは「色(しき)受(じゆ)想(そう)行(ぎよう)識(しき)」…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）52
五十一．パニックに陥る時 大災害が発生して対応できなかった時に「想定外だった」と言い訳することがある。想定外なことが起こると、「パニックに陥る時」がある。パ…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）51
五十．新体制を構築する時 人や組織を取り巻く環境が激変した時。激変した環境に適合させるために、今の考え方や体制を抜本的に変革（大変革）した後は新しい体制を構…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）50
四十九．抜本的に変革する時 人や組織（小は家庭から大は国家まで）には抜本的な大変革を必要とする時がある。人の場合は「生き方」を大きく変える時、一大発心する時…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）49
四十八．古井戸から清水を汲み出す時 かつて栄えた小さな街があった。近代化が進む中で若者が街を出ていくようになり、段々人が減っていった。やがて年寄りだけの街と…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）48
四十七．水が漏れて乾涸らびる時 人間社会にとって「水源」を確保して、誰もが何時でも「水」を飲める環境を整備することは極めて大事なことだ。例えば大災害が起こる…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）47
四十六．どんどん昇って行く時 大地から芽を出した樹木が目に見えて大きく育つように、物事が目に見えて進化していくのが「どんどん昇って行く時」である。樹木や物事…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）46
四十五．ツートップで栄える時 組織のトップと側近両方に力があって組織をぐいぐい引っ張っていくのが「ツートップで栄える時」である。家庭に例えれば子供たちがお父…
時の物語（易経短編小説集・近日中に出版予定）45
四十四．悪魔が忍び込む時 悪魔が近付いてくれば誰もが逃げるだろう。だが、「悪魔が忍び込む時」の悪魔は悪魔には見えないから手に負えない。悪魔に見えないどころか…