易経 繋辞上伝を読み解く 第五章 二
顯諸仁。藏諸用。鼓萬物而不與聖人同憂。盛德大業至矣哉。諸(これ)を仁に顕(あら)わし、諸(これ)を用に蔵(ぞう)し、萬物を鼓(こ)して聖人と憂(うれ)いを同じ…
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顯諸仁。藏諸用。鼓萬物而不與聖人同憂。盛德大業至矣哉。諸(これ)を仁に顕(あら)わし、諸(これ)を用に蔵(ぞう)し、萬物を鼓(こ)して聖人と憂(うれ)いを同じ…
第五章一陰一陽之謂道。繼之者善也、成之者性也。仁者見之謂之仁。知者見之謂之知。百姓日用而不知。故君子之道鮮矣。一陰一陽之を道と謂(い)う。之を継ぐ者は善也。之…
第四章易與天地準。故能彌綸天地之道。仰以觀於天文。俯以察於地理。是故知幽明之故。原始反終。故知死生之説。精氣爲物。遊魂爲變。是故知鬼神之情状。易は天地と準(な…
第三章彖者。言乎象者也。爻者。言乎變者也。吉凶者。言乎其失得也。悔吝者。言乎其小疵也。无咎者。善補過也。彖(たん)とは象(しよう)を言うもの也。爻(こう)とは…
第二章聖人設卦觀象。繋辭焉而明吉凶。剛柔相推而生變化。聖人、卦(か)を設けて象を観、辞を繋(か)けて吉凶を明らかにす。剛柔は相い推(お)して変化を生ず。○易に…
鼓之以雷霆。潤之以風雨。日月運行。一寒一暑。乾道成男。坤道成女。○之を鼓(こ)するに雷(らい)霆(てい)を以てし、これを潤(うるお)すに風雨を以てし、日月運行…
第一章天尊地卑。乾坤定矣。卑高以陳。貴賤位矣。動靜有常。剛柔斷矣。方以類聚。物以羣分。吉凶生矣。在天成象。在地成形。變化見矣。○天は尊(たか)く地は卑(ひく)…