人生に役立つ易経 山澤損
以上、一時的には下(下卦)が損して(陽爻が減って)、上(上卦)が得する(陽爻が増える)けれども、結果的には上も下も得することになる。下の立場で見れば「損して得…
易経や易占いに興味のある方を対象に、どんな初心者でもよくわかる易経や易占いの教材と、ある程度詳しく学びたい方にも満足して頂ける易経や易占いの教材を紹介しております。
以上、一時的には下(下卦)が損して(陽爻が減って)、上(上卦)が得する(陽爻が増える)けれども、結果的には上も下も得することになる。下の立場で見れば「損して得…
易経六十四卦の中には様々な困難な卦がある。四大難卦以外に異常事態地火明夷☷☲、閉塞逼迫して二進も三進もいかない天地否☰☷、陰陽消長卦の下限の直前で君子が小人…
企業の経営に当て嵌めてみると、経営環境が厳しくなり、前途には大変な困難が待ち受けている。まずは、目前の山を登り前途の困難を見渡して、具体的な対策を練り上げな…
国家においては、政府は国民が貧しくなり生活が苦しくなっていることに目を向けず予算を確保するために増税や社会保険料の引き上げなどの無慈悲な政策を進める。国民は…
象曰、風自火出家人。君子以言有物、而行有恆。○象に曰く、風(かぜ)、火より出(い)づるは家人なり。君子以(もつ)て言(げん)物(もの)有(あ)り、而(しか)し…
戦後の日本社会を覆っている暗君上六の正体は「GHQの呪縛」である。日本は自国の独立と東南アジア諸国の植民地からの解放を目的として米国と戦ったが、戦いに敗れて…
また、火地晋には「進む」と云う意味がある。 六十四卦の中に「進む」と云う意味があるのは、次の三つの卦である。 五三風山漸☴☶ 山頂に聳え立つ木が漸次に伸び進…
以上のように雷天大壮の時を捉えると、大盛運の時を喜んでばかりはいられない。大盛運の時だからこそ、慎み道德心を失わず、己の利益は追求せずに世のため人のために尽…
易経には様々な解釈があり、著者が易経に惹かれるきっかけとなった安岡正篤先生は実に面白い解釈をしている。「澤山咸☱☶の時に出逢った若い男女が結ばれて雷風恒☳☴…
雷風恒は女性が家庭を守り、男性が外で働くという形になっている。上卦下卦は外卦内卦とも云う。外卦震☳の男性が家の外で働いて(震の奮い動く性質)生活費を稼ぎ、内…