時の物語(易経短編小説集・近日中に出版予定)49
四十八.古井戸から清水を汲み出す時 かつて栄えた小さな街があった。近代化が進む中で若者が街を出ていくようになり、段々人が減っていった。やがて年寄りだけの街と…
易経や易占いに興味のある方を対象に、どんな初心者でもよくわかる易経や易占いの教材と、ある程度詳しく学びたい方にも満足して頂ける易経や易占いの教材を紹介しております。
四十八.古井戸から清水を汲み出す時 かつて栄えた小さな街があった。近代化が進む中で若者が街を出ていくようになり、段々人が減っていった。やがて年寄りだけの街と…
四十七.水が漏れて乾涸らびる時 人間社会にとって「水源」を確保して、誰もが何時でも「水」を飲める環境を整備することは極めて大事なことだ。例えば大災害が起こる…
四十六.どんどん昇って行く時 大地から芽を出した樹木が目に見えて大きく育つように、物事が目に見えて進化していくのが「どんどん昇って行く時」である。樹木や物事…
四十五.ツートップで栄える時 組織のトップと側近両方に力があって組織をぐいぐい引っ張っていくのが「ツートップで栄える時」である。家庭に例えれば子供たちがお父…
四十四.悪魔が忍び込む時 悪魔が近付いてくれば誰もが逃げるだろう。だが、「悪魔が忍び込む時」の悪魔は悪魔には見えないから手に負えない。悪魔に見えないどころか…
四十三.暗君を葬り去る時 世(社会・組織)に君臨してきた名君(素晴らしいトップやリーダー)が長年その地位にあり続けて、気が付くと暗君(自分勝手なトップやリー…
四十二.得して得する時 国家に例えれば、一時は国が損して国民が得するが、最後は国も得する時。会社に例えれば、一時は役員が損して社員が得するが、最後は役員も得…
四十一.損して得する時 国家に例えれば、一時は国民が損して政府が得するが、最後は国民も得する時。会社に例えれば、一時は社員が損して役員が得するが、最後は社員…
四十.困難が解決した時 困難とは「三.新しいものを産み出す時」「二十九.人生で最も辛い時」「三十九.立ち止まって考える時」で経験した困難である。これらの困難…
三十九.立ち止まって考える時 「二十九.人生で最も辛い時」ほどではないが、困難を乗り越えても、また困難に見舞われるのが「立ち止まって考える時」である。目の前…