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ネコちゃん占い師の占筮日記239

・八月二十八日 木曜日 二十九.坎為水☵☵九二
 四時半に起床と寝坊してしまった。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参政党支持者は今の政治状況をどのように感じているか」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
 本日は「近々衆議院選挙が行われたらどんな結果になるか2」を占筮したところ坎為水☵☵九二が出た。
 ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
 マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○習(しゆう)坎(かん)は孚(まこと)有り。維(こ)れ心(こころ)亨(とお)る。行(ゆ)きて尚(たつと)ばるる有り。
 習(しゆう)坎(かん)は険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)が重なった時である。君子(一陽・九二と九五)が小人(二陰・六三・初六と上六・六四)に挟(はさ)まれて、二(につ)進(ち)も三(さつ)進(ち)も行かない。だが、真ん中(一陽・九二と九五)には至誠の心が充実している。険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)な時に対処するには、何事にも動揺することなく、心(こころ)泰(たい)然(ぜん)と素行自得して(自分の持ち場を大事にして心を磨き)、志(天命)を貫徹するしかない。険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)に畏(い)縮(しゆく)してはならない。奮い立って果敢に行動するから険(けん)阻(そ)艱(かん)難(なん)を克服し、人から尊敬される。
 マロンだニャン。坎為水☵☵は六十四卦中もっとも困難な時だニャン。上卦☵は与党(自民・公明)、下卦☵は野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)を指していると考えてみる。卦辞・彖辞に「習(しゆう)坎(かん)は孚(まこと)有り」とあるが、上卦☵は与党(自民・公明)にも、下卦☵は野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)にも、孚があるとは到底思えないので、かなり厳しい選挙結果になるニャン。上卦☵は与党(自民・公明)と下卦☵は野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)が厳しい結果になるということは、それ以外の野党(特に参政党・日本保守党・国民民主党の保守系三党)はよい結果が出るということだニャン。特に七月の参議院選挙で躍進した参政党はさらなる大躍進が期待できるニャン。
 みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、水洊(しき)りに至るは習坎也。君子以て德行を常にし、教事を習(かさ)ぬ。
 立派な人は絶えざる水の流れる形とありとあらゆる障害や険阻艱難に耐える性質を手本として、常に德(とつ)行(こう)を重ねて(仁德を磨くために陰德を積み上げて)己を磨き、懇(こん)切(せつ)丁(てい)寧(ねい)に反復(凡事徹底)して民(たみ)を教え導く(人々の手本となる)のである。
☆運氣が極まって艱難に遭遇する時。だが、坎難についてよく冷静に考えれば世の中のことや人情の機微について知ることができるチャンスである。(中略)艱難は己の心を磨くためにある。辛抱を心棒に育てる時である。この時ばかりは何をやってもどうにもならない。吉運から見放された時。ありとあらゆる災難に見舞われる時である。
 みかんだニャン。マロンちゃんの占断を受けて考えてみるニャン。大象伝に「君子以て德行を常にし、教事を習(かさ)ぬ」とあるが、上卦☵は与党(自民・公明)にも、下卦☵は野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)にも、到底できないことなので、彼等が大敗するのは間違いないニャン。高島嘉右衛門の占断には「吉運から見放された時。ありとあらゆる災難に見舞われる時」とあることが彼等の大敗を裏付けている。彼等が大敗するということはそれ以外の野党(特に参政党・日本保守党・国民民主党の保守系三党)が大勝するということだニャン。特に支持率二位が定着した参政党に期待できるニャン。
 わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第二段階の「小さな物語」身に危険が迫っている
○九二。坎(かん)に險(けん)有り。求(もと)め小(すこ)しく得(う)。
 貴方は剛中の德(剛(つよ)く時に適合する能力)と至誠の心を有しているが、九五(トップ)の支援がないのでその力を発揮できない。これまでに経験したことのない険阻艱難な時において上下二陰の中に陥り(二陰に挟まれて)、身に危険が迫っている。艱難辛苦の境遇から脱することはできないが、剛中の德(剛(つよ)く時に適合する能力)と至誠の心を保ち続ければ、小さな事なら得るところがある。
☆険阻艱難が重なる中で自分が持っている才能を発揮することができない。平穏であればよしとすべきである。心の中に実直さがあれば願いや希望が少し叶うかもしれない。
 坎為水☵☵九二は「身に危険が迫っている」時である。マロンちゃんとみかんちゃんの占断の通り、上卦☵の与党(自民・公明)と、下卦☵の野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)が大敗するということだ。爻辞に「上下二陰の中に陥り(二陰に挟まれて)、身に危険が迫っている」とある。「上下二陰」とは世間の冷たい風当たりのことだろう。「身に危険が迫っている」のは前述した通り選挙に大敗するということである。高島嘉右衛門の占断は「才能を発揮することができない」とある。これもまた上卦☵の与党(自民・公明)と、下卦☵の野党(立憲民主・共産・社民の左巻き三党)が大敗することを裏付けている。彼等が大敗するので、大勝するのはそれ以外の野党(特に参政党・日本保守党・国民民主党の保守系三党)である。特に参政党に期待したい。