毎日連載! 易経や易占いに関する情報を毎日アップしています。

ネコちゃん占い師の占筮日記221

・八月十日 日曜日 十二.天地否☰☷六二
 三時に起床。今日もマロンちゃんとみかんちゃんとわたしが「参議院選挙後の行方と政局」を占筮する。マロンちゃんが卦辞・彖辞の解釈、みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断の解釈、わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断の解釈を担当する。
 本日は「両院議員総会後の政局その二」を占筮したところ天地否☰☷六二が出た。
 ネコちゃん占い師とわたしは次のように占断した。
 マロンちゃんが卦辞・彖辞を解釈して次のように断じた。
○之(これ)を否(ふさ)ぐは人に匪(あら)ず。君子の貞(てい)に利(よろ)しからず。大往(ゆ)き小來(きた)る。
 否は上下交わることなく閉塞する時。あらゆる事象が閉塞する否の時は人の道に反することが横行闊歩する。君子(立派な人)が正しい道を固く守っても衰運の真っ只中に在るので、閉塞状態をどうすることもできない。天(君主・トップ)は上(外)に在り、地(臣下・臣民・民・部下)は下(内)に在る。天地陰陽(上下君臣・上司と部下・夫婦・親子等あらゆる関係)交わることなくあらゆる事象が閉(へい)塞(そく)するのである。
 マロンだニャン。天地否☰☷は「上下交わることなく閉塞する」時。まさに今の日本とこれからの日本の政局を現しているニャン。卦辞・彖辞に「天地陰陽(上下君臣・上司と部下・夫婦・親子等あらゆる関係)交わることなくあらゆる事象が閉(へい)塞(そく)する」とある。責任を取らずに居座り続ける石破内閣、不透明な総裁選挙と閉塞・逼迫する今後の政局を表しているニャン。
 みかんちゃんが大象伝と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
○象に曰く、天地交わらざるは否(ひ)なり。君子以(もつ)て德を儉(つづまやか)にし難(なん)を辟(さ)け、榮(えい)するに祿(ろく)を以(もつ)てす可(べ)からず。
 天地陰陽交わらず萬(ばん)物(ぶつ)は閉(へい)塞(そく)し、小人が跋(ばつ)扈(こ)して、世の中が乱れ崩壊に向っていく。このような時は、己の道德才能を上手に包み隠して、小人が招き寄せる災難に近付いてはならない。君子は富や名誉で誘惑されてはならないのである。
☆君子が志を実現できない時。才能を隠して表舞台から退き、正しい道を守ることが肝要である。物事が大きく塞がり衰運甚だしい時。慎むべきである。陰陽消長の循環の中で陰が長じて小人が跋扈する時。万事閉塞して、志を失いかねない時。家族の円満や組織の調和が維持できない。
 みかんだニャン。大象伝に「小人が跋(ばつ)扈(こ)して、世の中が乱れ崩壊に向っていく」とあるニャン。迷走する石破内閣を看過している不甲斐ない自民党議員、なぜか石破政権を応援する野党第一党の立憲民主党など今後益々政界には「小人が跋(ばつ)扈(こ)して、世の中が乱れ崩壊に向っていく」だろうニャン。また、高島嘉右衛門の占断に「万事閉塞して、志を失いかねない時。家族の円満や組織の調和が維持できない」とあるニャン。今後、政界は益々混迷して今年の日本は大変な年になりそうだニャン。
 わたしが爻辞と高島嘉右衛門の占断を解釈して次のように断じた。
※第二段階の「小さな物語」グッと堪えて泰の時を待て
○六二。包(ほう)承(しよう)す。小人は吉。大(たい)人(じん)は否(ふさ)がりて亨る。
 貴方は九五のトップに忠実に従い、恭(きよう)順(じゆん)に仕えるのでトップに寵(ちよう)愛(あい)され社会的地位を得る。だが、今は世の中が乱れ崩壊に向っていく否中の否の時。貴方と九五が小人凡(ぼん)夫(ぷ)なら、悪の道に進んで大成功する。貴方と九五が大(たい)人(じん)(立派な人)なら、否の時をぐっと堪(こら)えて泰の時を待つ。待てば、やがて泰の時が到来する。
☆あなたが小人ならば吉運である。あなたが立派な人物、すなわち大人であれば、「否(ふさ)がりて亨(とお)る。否と距離を置いて時を待つ」ので吉運とはならない。
 爻辞に「貴方と九五が小人凡(ぼん)夫(ぷ)なら、悪の道に進んで大成功する」とある。「貴方」とは自民党の国会議員、「九五」は石破総理のことであろう。「総裁選」開催の有無、新総裁の選出など自民党の議員が君子として正義を貫けば事態は良い方向に変わるかもしれないが、これまでの動きを見ると小人の振る舞いに止まるだろうから「悪の道に進んで大成功する」。すなわち、居直った石破内閣がずるずると続いていく可能性がある。また、高島嘉右衛門の占断に「あなたが小人ならば吉運」とある。この場合の「吉運」とは総裁選が行われずに石破内閣がずるずる続く(小人にとって吉)ことを意味するだろう。